あと4年でデビュー50周年
──体調にも影響が?
高見沢 緊急事態宣言(4月)のころはツアーがすべて中止になってしまい精神的、肉体的、両方に影響した。ニュースを見ていると、事実関係や悪い状況ばかりで希望がなかった。へこみましたけど、気持ちを切り替えて希望を作ろう! と。
それには新曲しかないと思って、緊急事態宣言のときは猛烈に曲を作りました。何か新しいものがあれば次につながると思った。コロナ禍でツアーがないことで、創作活動に火がついた。小説も新たなものを書き始めました。
あと4年でデビュー50周年、そこまでは何とか頑張っていかないといけないので。バンドを組んでから途中で1回も休んでいないし、活動停止もない。同じメンバーでやっている矜持、誇りがあるので新曲があったほうがより未来が見えるかなと思います。
坂崎 ツアーが延期になった春ごろは心身ともに調子が悪いなって。動かないといけないと思いながらもどうすればいいのか、縄跳びかな、とか。夏を過ぎてからは生活に春ほどの違和感はなくなってきている。でも、これを当たり前にしない。
来春にもツアーを再開するときのために、ライブ用の身体に戻しておかないといけないと思っています。
高見沢 来年は、ライブを何とかやりますよ!
年末年始の過ごし方は?
例年は、年末にコンサートを行い、年明け1月は活動がないため静かなお正月を迎える。3人で一緒に過ごす予定は?「ないない」(高見沢)、「気持ち悪いですよ。でも、配信の企画としてはありかも(笑)」(坂崎)
衛生管理はバッチリ!
「(コロナ禍以前から)ツアー中は移動のときにマスクをずっとしていて、マスクや除菌用品もファンからいただき、衛生管理は行き届いていたグループ」(高見沢)。新曲の限定盤のカップリングにはヒット曲『星空のディスタンス(抗コロナ編)』を収録し、歌詞の一部が変更されている。「ディスタンスが巷で騒がれるのは初めてですか ら、新たに収録しました」(同)