天皇陛下と秋篠宮さまの“密談”
批判にさらされる中でも眞子さまのご意思を尊重したいのは、父娘の深い絆があるからだと、この関係者が続ける。
「秋篠宮さまにとって、眞子さまは家族の中で特に信頼を置く“秘蔵っ子”なんです。
'06年に訪れた三重県の『伊勢神宮』をはじめ、翌年にマダガスカル、'10年にラオス、'17年にはハンガリーとおふたりだけで旅行する仲でした。秋篠宮さまが所属する『生き物文化誌学会』の懇談会にもたびたびご一緒されたり、殿下が主催する東京大学での研究会に眞子さまが参加されることもありました」
'11年のお誕生日会見でも殿下は、眞子さまとの20年間の思い出を振り返り、
「2人で行ったいろいろなところのことが、よい記憶として残っております」
と述べられている。たくさんの思い出を共有する愛娘の幸せを願う秋篠宮さまは最近ついに“皇室のトップ”に相談を持ちかけたという──。
「昨年11月に行われた『立皇嗣の礼』の事前リハーサルが行われた際、その合間に陛下と秋篠宮さまが長時間にわたって“密談”されていたのです。11月といえば、眞子さまが結婚に関するお気持ち文書を発表される直前の時期だったので、その事前報告や、結婚問題についての相談をされていたのでしょう。
コロナ禍で外出できない状況のため、直接相談できる貴重な機会でありましたし、その後も連絡をとられていると思われます」(前出・宮内庁関係者)
娘の結婚について、兄に相談することは自然なことのように思えるが、殿下にとっては“禁断の手法”だと前出の皇室ジャーナリストが語る。
「結婚は私的な事柄であり、本来であれば“秋篠宮家の中で解決しなければならない”と、殿下はお考えになっていると思います。しかし、もはや皇室全体に影響を及ぼす問題となり、陛下に相談せざるをえない状況に追い込まれてしまったということ。
両陛下も眞子さまの結婚問題を気にかけられており、特に雅子さまは、以前に眞子さまから結婚についての相談を持ちかけられています。
そういった理由から、天皇陛下と皇位継承順位第1位である秋篠宮さまによる“トップ密談”が行われ続けているのだと思います」
“兄弟の議論”は、眞子さまの行く末をどう左右するのだろうか──。