1日に撮影できる量はなんと…
Q7 モルカーの好物は
にんじん?
公式サイトには、“ポテトはにんじんが好き”“シロモはレタスが好き”との記載が。
「そうですね。でも、5話(2/2放送)のプイプイレーシングでは、にんじんにつられて、ほぼ全員が走るのをやめちゃいました(笑)。ポテトに限らず、モルカー全般、にんじんが好きなんだと思います」(林P)
Q8 モルカーが苦手なものは?
同じく公式サイトには“アビーは猫が苦手”と紹介されているけど?
「3話(1/19放送)では、アビーの中に猫が乗っていて、ひと波乱ありましたよね(笑)。監督とは事前に“モルモットは猫が苦手なんじゃないか”という話はしていました。アビーだけじゃなく、モルカーみんな、猫が苦手なんですよ」(林P)
Q9 どうやって撮影されているの?
『PUI PUI モルカー』は静止した物体を1コマごとに、少しずつ動かして撮影し、あたかもそれ自身が動いているかのように見える撮影技術によって作られている、ストップモーション・アニメ。見里監督は「実際に手で触って人形に直接、魂を吹き込むスタイルそのものを気に入っている」と放送前イベントで語っている。
さらに「1秒につき24枚分、人形の写真を撮って、そのたびに人形を少しずつ動かして撮影していく地道な作業。やっていると心が無になってしまうことも多い。努力した分の動きによって、報われるところが魅力だと思います」とも。
Q10 何人で作ってる?
1日にどのくらい撮影できるの?
同じく放送前イベントで見里監督は「アニメーターとしては自分を含め4人。撮影ペース的には、よくて1日4、5秒くらい。難しいカットでうまくいかないときは、1日で1秒いくかいかないかという感じ」。1日5秒と計算しても、1話(2分40秒)完成には32日。そして全12話なので、384日以上かかっていることに。とんでもない労力……!