【6】冷蔵庫には食材がたっぷり!買い物なしで夕食が完成!?
冷蔵庫や冷凍庫がパンパンの人は、“浪費体質”の可能性大。ストックが多いと中身が把握しきれず、余らせてしまう負のスパイラルが発生。安く買っても、捨ててしまってはお得ではありません。また、食材を冷凍すると“いつまでも保存できる”と安心しがちですが、品質が変わらず消費できるのは、1か月程度。
スーパーでの買い物は、“数日で使い切れる分だけ”をルールに。山口さんは、週2回の生鮮食料品の買い出し日の前に、“冷蔵庫空っぽデー”を設け、食材を使い切っているそう。
【7】クローゼットには服がいっぱい!モノは大事にするタイプ
「古いもの、使っていないものはお金を生みません」と山口さんは話します。クローゼットに、何年も着ていない服はありませんか? 服の数が増えるほど、手持ちの洋服が曖昧になり、“持っていないと思って買ったら、家には白いタートルニットが3着も……”といった事態に陥りがち。
“何年着ていない服は処分する”と自分ルールを作って、スッキリさせておきましょう。
【8】買うときの口グセ「自分へのご褒美♪」「これ役に立ちそう」
貯まらない人は、言い訳が多いのも特徴だとか。要注意ワードは《自分へのご褒美》《いつか役に立つから》《何にでも合う》。買い物の際は、こういった言い訳は封印! “本当に必要かどうか”を考えましょう。
また、《家族が多いから、うちはお金が貯まらない》など、“できない”系の言い訳もNG。そこから工夫が生まれることなく、歩みが止まってしまいます。
【9】財布にいくら入っているか気にしたことないかも?
お札の向きがバラバラなのは、財布に入っている金額を把握していない証拠。
「お札の向きがそろっているイコール、どんなお札が何枚入っているかがわかっている状態なのです」
財布はお金の出入り口。中身をしっかり認識しておくことが、お金の流れをつかむ第一歩です。
【10】シンプル・イズ・ベスト!銀行口座は1つで管理
お金を貯めたいなら、生活費を出し入れする口座と、貯める口座を一緒にするのは厳禁だとか。生活費が入っている口座に余裕があると、“こんなにあるから、ちょっとぐらい使っても大丈夫”と油断しがち。口座はまず、“生活費用”と“貯金用”に分けましょう。“生活費用”の口座に入れる金額は、生活費3か月分を目安に。
「“貯金用”の口座は隠しておくぐらいが正解。“こんなに貯まったから”と浪費のきっかけになって危険だからです」
貯めることに慣れたら、今度は“ふやす”口座を作りましょう。
「今はワンコインから投資できますから、“うちはお金がないから投資できない”と言い訳はできませんよ!」