満を持して、いざ応募!
【12】記念切手で差別化を図る
長場さんの懸賞応募セットは、専用はがき、ペン(黒・ピンク・赤)、はさみ、のり、テープ、切手。
「切手は差別化するために、記念切手を使っています。主催企業のCMに関取が出ていたら相撲の切手を使う。チーズプレゼントならチーズ。金沢の食材なら金沢のものなど」
『当選の春が届きますように』とピンクのペンで書いて、桜の切手を貼ったら、207万円のダイヤモンドリングを見事にゲット。
【13】感謝の気持ちを込めたひと言を
コメントは入れたほうがいい? でも、なんて書いたらいいのかわからない!
「キャンペーンを実施している企業や懸賞を進行している企業に寄り添うというか、『今、このコロナ禍でキャンペーンを実施してくださってありがとうございます』『ご自愛ください』と言ったことをいつも書いています」
当たるためには、「当たりますように」ではなく、選ぶ人の心に響くひと言を添える。
【14】提案型のコメントができれば最高
「食品だったら、“こんなふうに食べたら美味しかったです”といった、商品に対する提案もいいと思います。『鍋のもとを炊き込みご飯に使ったらよかった』などというのもナイス。主催者は情報を欲しがっているので、次の商品開発に活かしたいもの」
商品の美味しさだけでなく、提案までできたら最高。
【15】デコよりシンプルはがきで
「今は、懸賞ブームのためデコはがきが常識化していて、みなさんシールなどを使ったデコはがきで応募していると思います。だから、逆にシンプルでいい! クイズの答え、希望賞品、必要事項はペンを替えてわかりやすくするなどのほうが好感を持たれるのではと思います」
専用はがきは、必須項目がすでに印刷されてあるので、書き漏れの心配がないのがありがたい存在。
【16】SNSで拡散をアピール
「大企業とか、これから多くに拡散したい新しい企業に対しては、“SNSで当たったら紹介したいです”というのは、効果があります。もし、SNSが得意だったり、フォロワーの多い人ならぜひ」
【17】レシートはのりで貼るのが正解
レシート懸賞で気をつけなければないけないのは、はがれたり、文字が消えること。
「レシートはのりで貼るのがベスト。のりを使わずに、両脇だけなどをテープで貼ると、郵送途中にはがれてしまう可能性が高い。のりでしっかり貼るのがベストです。テープを使うなら、レシートを透明のビニール袋に入れてテープはレシートの袋を囲むように貼ります。専用はがきも、間違った指示をしている場合がありま」
【18】複数応募は家族の名前で
どうしても当てたいので、たくさん応募したいときは?
「家族に頼んで応募してもらいます。実家の家族や妹の名前で応募することもあります。懸賞は、基本的に同じ人に2個も3個も当たりません。同居の夫、子どもなどで応募してもOKです。
ただし、ペットの名前はダメ。一般的な商品などは大丈夫ですが、海外旅行に猫の名前で当選してNGになった人はいます。招き猫ということで、縁起がいいから猫の名前で応募していたみたいですが、本人確認でダメだったみたいです」
使うなら、人間の名前に限定。