女芸人のゆりやんレトリィバァ(30)が話題だ。ただし、お笑いではなく、ダイエットの話題。ぽっちゃりキャラからのイメチェンで、メディアのとりあげ方も変わった。
ゆりやんのキャラ変に既視感?
たとえば、
「39キロ減・ゆりやんレトリィバァ、スポブラでランニング姿を公開『たまらなく可愛い』」(スポーツ報知)
「37キロ痩せたゆりやんレトリィバァが『お尻』を鍛える理由」(J-WAVE NEWS)
という具合だ。
体重以外の部分については「ゆりやん」を「田中みな実」に変えても通用しそうなタイトルだが、実際、こんな記事も見かけた。
「田中みな実に変身した、ゆりやんレトリィバァを激写! 動画では大胆ポーズも披露!?」(sweet)
ファッション誌に登場して、田中の大ヒット写真集の表紙を再現。インタビューでは、
「実際にご本人にお会いしてみたら、テレビで拝見するよりも、 もっともっと透明感があったんです……! もう、透き通っていて見えませんでした。自分もそうなりたい! と思い、今回この企画で田中みな実さんにならせていただきました。私、見えてますか……!?」
と、大ハシャギだ。
ただ、この姿、どこか既視感(デジャヴ)っぽいものがある。女芸人がダイエットをすることは珍しくなく、ここ数年でも、やしろ優や尼神インター・誠子、ガンバレルーヤ・よしこ、おかずクラブ・ゆいPといった面々が話題になった。しかし、痩せたことでキレイになったとは言われても、芸人としての評価上昇にはいまひとつつながっていない。
また、ダイエットではないが、ハリセンボン・はるかが変色していた歯を白くしたり、アジアン・隅田が婚活で休んだりして、女子力アップをアピールしたことについても同じことがいえる。
どうやら、女芸人の「キャラ変」は裏目に出やすいというか、面白いほうの変化じゃないので、武器を失うはめになりがちなのだ。ゆりやんもそうならないという保証はない。