江口洋介、広末涼子らがゲスト?
今を逃すと、次に撮影できるのは数年後になってしまいかねない。
「フジテレビにとって『コンフィデンスマンJP』はキラーコンテンツですから、人気があるうちに続編を公開したいのは当然。『英雄編』の製作を強行せざるをえなかったんです」(フジテレビ関係者)
映画は1作目が香港、2作目はマレーシアで撮影した。
「海外の風景は、映画のスケール感や華やかさを演出するのに欠かせません。でも、コロナ禍で海外ロケが不可能になり、国内での撮影に限られました。外国人エキストラを多く使って“海外っぽさ”を作ろうとはしていますが……」(前出・映画ライター)
前作の『プリンセス編』には、北大路欣也や柴田恭兵などの超大物俳優も登場していた。しかし、今回は余裕のあるスケジュールが組めず、大御所を押さえることもできなかったという。
「焦った製作陣は江口洋介さんや広末涼子さんなど、これまで出演したことのある俳優にオファー。ただ、それだと目新しいゲストとは言えません。
ロケ地もキャストも、前2作に比べるとスケールダウンは否めないでしょう。全体的にショボいものになってしまわないか、スタッフたちも気にしています」(前出・映画関係者)
「目に見えるものが真実とは限らない」というのがダー子の決めゼリフ。
厳しい状況の中でも観客をアッと言わせる大逆転の仕掛けがあると思いたい。