悪口を書いてきた人と仲よくなった
原田 行ってみてどうでした?
山田 すっごく楽しかった!(笑)。仲よしのタレントや役者さんにもたくさん会えてうれしかったなあ。終わったあと、本当に死ななくてよかったって思いましたね。
原田 もしかしたら大運動会の仕事はあくまできっかけであって、いろんな要素が絡み合って思い詰めてしまったのかもしれないですね。
それ以降は「死にたい」と思うことはないですか?
山田 ないね〜。「死ね」って言われることはあるけど(笑)。そういえばこの前、フワちゃんに会ったら「あ、山田邦子だ!」って言われて。これがフワちゃんのタメ口か!って、うれしくなっちゃった。
原田 フワちゃんならまだしも(笑)、とくに今は、いろいろな声がダイレクトに届きやすい時代ですからね。
山田 昨年からYouTubeチャンネルの配信もしてるんだけど、コメント欄に書き込まれる悪口がすごいの。人の心をえぐるような表現……よく思いつくなっていう言葉を投げてくる。私はコメント欄の悪口にも返信するんですけど、やりとりするうちに仲よくなった人もいるんですよね。みんな寂しいのかもしれない。
あまりにも悪口の表現が秀逸だから、今度一冊にまとめて出版したいくらい。転んでもただでは起きないよ!
原田 さすがですね! 僕は、顔が見えない相手からの悪口は全然気にしてないです。
山田 気にしろ!(笑)
原田 あはは! もちろん、僕を知っている人に言われたらいろいろ考えるんですけど、知らない人からの悪口は気にしないほうが自分のためかなと思ってます。