秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚が延期となっている小室圭さんが8日、28枚にわたる文書を発表したことが波紋を広げている。

 内訳は4枚の『概略』と24枚の『文書本体』と長文で、ネット上には「長い」「卒論並」といった言葉が放たれた。

国民が気がかりとしている点

 小室さんは文書の目的を、

「私や母と元婚約者の方との間にこれまであったやり取り等について実際の経緯をある程度明らかにすることを通じて、これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正することです。」

 と明確に伝えている。

 そして文章のしまいに、

「色々な事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです。」

 とつづっているが、この文章が果たしてどれだけの国民に響いたのかはわからない。

 小室さん発のこの文章によって初めて明らかになったのは、小室ファミリーと日本国民との問題認識のズレだ。そのことは小室さんの言葉が証明してしまっている。

 小室さんは、

「一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています。」

 としているが、これまで一度でも、この問題を小室さんの名誉の問題と受け止めることができたメディアの人間はいるのだろうか。

 援助されたお金でも、借りた金でも、どんなお金でも構わない。それこそ当事者の問題だからだ。

 肝心なことは、その解釈が元婚約者と一時期は家族になろうとした人の間で揉めているという点。もし、本当に眞子さま結婚したら、将来、国民と寄り添うことが第一とならなければならない小室さんが、たった一人の人ともめて、長年問題解決できなかったという点が、国民の気がかりではないのだろうか。