昔のイメージとは打って変わって、いま離婚はハッピーな未来への第一歩!悲劇なんて程遠く、前向きに離婚する女性が増えています。離婚経験者に聞いた『私の明るい離婚事情』。
《かっこいい》、《パートナーに“違う”と思ったら別れていい》
7日、女優の吉瀬美智子が離婚を発表した際、SNSでは多くの応援コメントが寄せられた。
厚生労働省によると2020年1~6月に離婚した夫婦は10万122組で、昨年同期比で1万923組減っている。しかし3組に1組が離婚しているという実情は変わらない。ドロドロの離婚劇を繰り広げる人も中にはいるが、明るい離婚が増えている、と離婚式などをプロデュースする寺井広樹さん。
「かつては離婚はネガティブなものでしたが、私が離婚式をプロデュースしたカップルはみなポジティブ。明るい離婚だなと思います」
離婚自体が珍しくなくなった今の時代に、離婚は不幸なものではなく幸せになるためのポジティブなものとして捉えられる傾向にある。そんな時代を反映したのが、北川景子主演の『リコカツ』(TBS系)。交際0日婚をした夫婦の関係がすぐに破綻し、離婚活動をするという物語。すでに3度離婚した女性を描くのが松たか子主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)。松田龍平、角田晃広(東京03)、岡田将生演じる元夫たちにも注目が集まっている。
そこで週刊女性はドラマさながらの明るい離婚をした50人の女性たちに迫った。
不倫や浮気が原因、サレ妻・サレ夫離婚
離婚に至る理由はさまざまだけれど、上位にランクインしたのは夫の浮気が原因の“サレ妻”!
「結婚して5年目で愛は冷めていたから、夫を好きになる女がいることに驚きだった。人間としての情は残っているので、新しい彼女との幸せを願って別れてあげました。慰謝料と養育費をがっぽりもらいましたけどね」(亜紀さん・43歳)
「二十歳になりたての子と浮気したのがわかったときは心から“キモっ”と思って別れを決意。元夫は今でも恋愛相談してきたりしますよ。恋愛体質は一生直らないんでしょうね」(史華さん・36歳)
「産後の里帰り中に自宅で浮気されました! 私は産後うつにはならずに産後ハイみたいな状態だったので、そのまま勢いで離婚。
快適な実家暮らしとなってかえってよかったです。子どもも祖父母からの愛情をたっぷり受けていい子に育ちました。今19歳ですけど、素直な優しい子です。ただ彼女がコロコロ変わるのは夫の遺伝子かも」(ちなみさん・50歳)
“サレ妻”ならぬ“サレ夫”にして自らの不倫で離婚に至った女性は7人。
「高収入の夫と離婚するつもりはなくて火遊びのつもりだったんですけど、夫にバレて三下り半突きつけられました。子どもがいなかったからあっさりしたものでしたよ。その後ですか? 彼氏にもすぐに捨てられてひとりぼっちですよ。あはは(笑)。でもソロ活にハマっていてそれはそれで楽しい! 」(優香さん・44歳)
「昨年のコロナ自粛のとき、彼とのデートが不自然な外出になってドラレコの記録でバレました。証拠もあるし、彼も慰謝料取られて。でも私と彼の絆は強まってこの夏再婚しまーす。すごく幸せで元夫に感謝! 」(佐知さん・33歳)