SNSの意見に左右されない作品作りを
松坂桃李の大学時代
僕、大学2年くらいからこの仕事を始めまして(ファッション誌『FINEBOYS』の専属モデルから芸能活動をスタート)。それまでは、ずっとアルバイトをしている学生でした。なりたいものや、進みたい方向、いわゆる指針というものが定まっていなくて、ぬるま湯につかっている感じが強かった。だから、大学時代の思い出があまりなくて。
俳優として大切にしたいこと
最近、SNSが発展したことで視聴者のコメントによって作品の流れを変えることがあるんです。でも、そのコメントにある感想って、芯をとらえず、外側だけを見てのものかもしれない。作品の本質を度外視して、SNSの意見に左右されてしまう作品になっていくのは自分としては避けたいなと思います。そうじゃないと参加した意味がなくなってしまうので。エンターテイメントって、人の心を癒したり、風通しをよくするような、なにかの助けや支えになるものであってほしいと思います。
最近、体作りをしている?
このドラマではなく次の作品の準備段階なんですが、身体を絞ってみないとわからないなと思う難しい役どころで。不健康に削るのではなく、栄養をちゃんと取りながらシュッとしていくというのをやったんですけど、思いのほか体重が落ちてしまいました。でも、ぜんぜん元気です(笑)。
土曜ドラマ
『今ここにある危機とぼくの好感度について』
NHK総合にて毎週土曜、
夜9時〜(全5回)
※5月15日は休止
ヘアメイク/高橋幸一(Nestation)
スタイリスト/TAKAFUMI KAWASAKI (MILD)
スタイリスト/TAKAFUMI KAWASAKI (MILD)