「やはり、小室さんは今回の文書をもとに記者会見などを行い、自分の言葉でお話しするべきだったと思います。
文書だと冷たい印象になりますし、秋篠宮さまはご自身の会見でも言葉を大切に選びながら進められるお方です。
弁護士試験が控えており、多忙で余裕がなかったとしても、小室さんには“国民に対して自分の言葉で話してほしい”という思いがおありだったのではないでしょうか」
小室さんの行動に不満を募らせる国民や宮内庁だが、その批判とは裏腹に「結婚は既定路線」と、事情を知る秋篠宮家関係者が明かす。
さらに'18年のお誕生日会見で殿下が「現状では行えない」と述べられた一般の結納にあたる『納采の儀』に関しても─。
「昨年11月のお誕生日時点で、秋篠宮さまがおっしゃったとおり、おふたりの結婚をご両親は容認されています。
この会見で殿下からは、関連質問で“結婚と婚約は別”というご発言がありましたが、実際はこのときすでに『納采の儀』をはじめとする結婚関連の儀式を行う方向に傾かれていたようです」(前出・秋篠宮家関係者)
秋篠宮さまは、皇族として重要な「公」よりも「私」を優先する“暴走”ぎみの眞子さまに押し切られる形に。
「眞子さまは結婚問題の当事者です。皇族ではありますが、ご自分の人生がかかる一大事であるため、少しでも多くの国民からの理解を得るために奔走されたのです。
昨年11月に公表した文書では“生きていくために必要な選択”と綴られ、秋篠宮家の側近トップである皇嗣職大夫は、眞子さまが小室さんの新文書の内容に関わられていたことを明かしました。
宮内庁長官が発表当日に知ったという解決金の意向も、眞子さまは事前にご存じだったそうで、完全に“チーム小室”の一員になられているのです」(前出・宮内庁関係者)
新文書公表にあたり、眞子さまは小室さんに同調するコメントまで発表されている。
新文書に前向きなご感想だった秋篠宮さま
「眞子さまはご自分が文書や解決金に積極的に関わっていることをアピールし、小室さん親子だけに批判が集まることを避けられたかったのでしょうが、“皇族のとるべき行動ではない”と思います。
公平性を欠かれた眞子さまですが、秋篠宮さまも新文書に対して“小室家側が努力したと受け止められた”と、前向きなご感想だったのは驚きましたね」(皇嗣職関係者)
実は、殿下はご自身の誕生日である今年の11月30日までに、結婚問題を“決着”させたいとのお考えだという。
「今年の12月1日には愛子さまが成年を迎えられ、記者会見も開かれますし、国としてもお祝いムードとなります。
もし、そのときまでに結婚問題が決着していなければ、愛子さまのお誕生日の前日に公となる殿下のお誕生日会見で再び、小室さんに対して言及せざるをえなくなり、世間の注目が集まってしまう。
今年2月に、陛下が会見で眞子さまのご結婚について言及されただけでも異例なのに、愛子さまの慶事にまで水を差すわけにいかないと、秋篠宮さまは考えておられます。
そういった理由もあって、結婚式までに行う一連の儀式を進める方針に転換されたというのです」(同・前)