自分が面白いと思うことを続けていきたい
10代でスカウトされ、ドラマ『ごくせん』でブレイクし、間もなく20年を迎える。
「デビューのときから何かしら壁はあるけど、自分の好きなことがやれていることもあって、どんどん楽しくなっています。壁は越えるしかないかな。自分の中で、どうやるか、どう面白くするか、後ろ向きではなくプラスに考えて解決しています。
料理をやり始めたことで俳優業が薄れちゃうのはわかっています。俳優業は好きだけど、ずっとやっていると入り込みすぎて視野が狭くなるタイプなので、違うことをするといろんな方向から自分を見ることができ、僕には合っていると思う。それぞれに違うよさがあるので楽しい。これからも続けていきたいです」
そのひとつで料理動画を配信するユーチューブを始めた。
「時代に乗っかってやり始めました(笑)。反応が早く、温かいコメントをいただけることが多く支えになっています。(SNSなどを)やらないカッコよさもあるけど、僕の場合は、現場などでコミュニケーションのきっかけになっています」
自身は2年前に結婚。今後については、「結婚しても心境の変化は特にありません。ひとつひとつ丁寧にやっていくことをベースに、自分が面白いと思うことをこれからも続けていきたいです」
●趣味だけじゃない資格も多彩
国際薬膳食育師、野菜コーディネーター、ハーブコーディネーター、ワインソムリエインストラクター、チーズソムリエ、スパイスインストラクターなど料理に関するものだけでなく小型船舶、牽引免許などの資格を持っている。
「小型船舶は、事務所の先輩の反町(隆史)さんの影響です(笑)」
●レシピ考案は枯渇せず!
これまで考えたオリジナルレシピは2000品以上になる。
「レシピ作りは全然、苦になりません。絵や洋服の色からヒントを得たり、ソースを思いついたりします。生活のリズムや気分で味覚が変わったりもするので、料理作りは楽しむのがいちばんだと思います」