デリヘルと並行していた仕事
ホストクラブはひと晩で、1万5000円くらいが相場。さらに少しいい酒を飲むと4万〜5万円くらいはかかってしまう。専門学校を卒業したばかりの二十歳そこそこの容疑者が容易に支払える金額ではないが……。風俗業界関係者はこう話す。
「彼女は4、5年前、渋谷の高級デリヘルで働いていました。女性のレベルが高いのが売りの店で、人気キャバ嬢や現役レースクイーンも在籍していました。でも、彼女はデリヘルでは大して働いていなかったと聞いています」
理由は、デリヘルと並行していた仕事があったからだ。
「容疑者はアダルトビデオにも出演していました。“ゆりか”“平美咲”などの名で数本の作品に出演しています」(AV業界関係者、以下同)
セクシー女優といってもピンキリで、
「きちんとした女優名をもって活動する“単体女優”はランクが高く、素人設定で出る“企画女優”はランクが低い。いろいろな名前で作品に出ていた容疑者は、後者に当てはまります」
彼女が出演した作品は、ウェブ配信がメイン。
「“ウェブのみ”となると、DVDになるものよりも販売範囲が狭まるので、収益も小さい。彼女へのギャラなんて、せいぜい7万、8万円程度でしょうね」
金のためなら、何でもする。そんな容疑者がより割のいい仕事を求め続けて、たどり着いたのが“交際クラブ”だった。いわゆるパパ活で、金持ちの男性と知り合ってお小遣いをもらうようになっていったという。
「'17年末、彼女は野崎さんとそこで知り合ったと聞いています。“毎月100万円の小遣いをあげる”と言われて、結婚を決めたんです」(前出・容疑者の知人)
だが、容疑者の奔放さがあだとなる。
「野崎さんにAV出演のことがバレてしまったんです。彼は激怒して、容疑者と離婚しようとしていました」(スポーツ紙記者)