過去にもあった“訴訟”
所属事務所『ミノスケオフィスコブクロ』は2人のみが所属する超少数精鋭で、所在地も和歌山県内にある。コブクロのふたりも「和歌山は第2の故郷」というほどなのだそうだが、そこでひっそりと事件が起こっていたことがあり……。
「2016年に大手コーヒーチェーン店の『コメダ珈琲』が和歌山県にあるコーヒーショップに対し、あまりに店舗外観や内装等が酷似しているということで、『不正競争防止法』に基づき、使用の差し止めおよび損害賠償を求めていたことが報道されました。
そのコーヒーショップの経営元がコブクロの事務所も属する坂田さんのグループ会社だったのです」(レコード会社関係者)
同店は店舗外観やインテリア、食器デザインに至るまで何から何まで『コメダ』と酷似していたということで訴えを受けた。人気のモーニング『シロノワール』にそっくりなメニューまであったらしい。2017年には外観などを改装するかたちで和解が成立したというが……。
「坂田氏は情熱的なところが非常に魅力的な方ですが、それゆえに猪突猛進なところもあると聞きます。コーヒーショップの“パクリ”の件についてもあまりに堂々としすぎていた。
'00年にコブクロが『ワーナーミュージック・ジャパン』と業務提携を結んだときも、はじめは泣いて頭を下げたのだそうですが、次第にコブクロが売れるようになるとワーナーの社員にも乱暴な物言いが目立ち始めたんだとか。両者との間に溝ができたところもあるようです」(前出・レコード会社関係者)