「結婚は憲法に定められている権利であり、眞子さまの小室圭さんとの結婚のご意思が変わらない以上、破談はないでしょう。
それでも、結婚は既定路線だと感じている秋篠宮さまが、小室さん親子に対する“最終チェック”をお考えだというのです」(皇嗣職関係者)
秋篠宮さまが初めて小室さんとお会いになったのは'13年だった。この8年間で、小室さんに対する印象はだいぶ変化されたにちがいない─。
今からちょうど4年前の'17年5月16日、NHKが夜のニュースで眞子さまの婚約内定が決まったことを報道し、小室さんは一躍“時の人”となった。
「中学と高校はインターナショナルスクール、大学は眞子さまと出会われた『国際基督教大学』を卒業した爽やか男性として紹介されました。新卒で、エリートが集う『三菱東京UFJ銀行(当時)』の丸の内支社に入行したという経歴で、日本中も祝福ムード。'10年には神奈川県藤沢市をPRする『湘南江の島海の王子』として活動しており、眞子さまにふさわしい“プリンス”だと世間は受け止めたのです」(皇室担当記者)
しかし、潮目が大きく変わってしまったのは'17年12月。週刊女性が「小室さんの母親・佳代さんが元婚約者・竹田さん(仮名)との間に400万円超の金銭トラブルを抱えている」とスクープしたことで、小室さん母子に国民からの批判が集中したのだ。
国民の税金が関係している皇室にとって、お金の問題はタブー。週刊女性の報道から約2か月後、宮内庁はおふたりの結婚に関連する儀式についての延期を発表した。
「秋篠宮さまが求められていた金銭トラブルの経緯説明については、今年4月、小室さんが計28ページにわたる文書で“アンサー”。その4日後、竹田さん側に“解決金を払う”と表明し、トラブルを完全に終了させるために一気に動き始めました。
眞子さまと小室さんは30歳になる今秋の結婚に強くこだわっており、一般の結納にあたる『納采の儀』を、東京五輪が始まる前の7月ごろには行いたいご意向のようです。しかし、新型コロナの感染者数が増加傾向にあるため、五輪前に儀式を行うのは難しく、現状、宮内庁の中では『納采の儀』についての話は出ていません」(宮内庁関係者)
日本全体を巻き込む結婚問題の決着時期が注目される。
一方で、そもそも金銭問題が明るみに出たのは「宮内庁による小室家への“調査”が甘かったからなのでは」という声も上がるのだが─。
「婚約延期の発表時、眞子さまが文書で綴られたように、予期せぬ時期に婚約報道があり、当初の予定が大きく前倒しになったのは確かです。