現状では、各局が様子見しているようだが、熊田の“潔白”を証明すべく事務所が奔走したという見向きもある。

「(鈴木)紗理奈が『ゴゴスマ』で後輩を擁護したように、どうも事務所社長をはじめとした幹部が、各局に“熊田の不倫は一切ない”と懸命に説いて回ったと聞きました。

 まさに“事務所総出”ですよ(苦笑)。今の芸能界で不倫イメージがつくのは致命的。降りかかる火の粉は払わねばならないのは当然のことで、彼らにしてみれば“熊田まで失うわけにはいかない”」(芸能プロ・チーフマネージャー)

女性タレントが強制わいせつ

 熊田が所属する『アーティストハウス・ピラミッド』は、鈴木紗理奈や熊切あさ美らグラビアを主戦場としていた女性タレントが名を連ねる。本来なら、多くのバラエティー番組で活躍してきた安田美沙子も所属しているはずなのだが、彼女のプロフィールはない。代わりに公式HPのトップに《誠に遺憾ではありますが、安田美沙子とは現在訴訟が係属中でありますので、弊社のホームページから安田の肖像やリンクを仮に削除させて頂きました》との穏やかでない文言が。

 昨年3月にデザイナー夫の2度目の不倫が報じられた安田だが、同時期に自身のインスタグラムで契約期間満了に伴う「事務所退社」の報告もしていた。ところが、これが“円満”ではなかった。

「なんでも安田さんが要求したギャラが、事務所として受け入れられる額面ではなかったと。すると彼女は弁護士を立てて一方的に契約を終了させ、“双方合意のもと”を主張する事務所との話し合いは平行線を辿り、裁判にまで発展したようです。彼女は稼げるタレントの1人でしたから、事務所としても取り扱いには困っているのでしょう」(情報番組ディレクター)

 ほかにも順調に芸能界で知名度を上げてきた人気モデルもトラブルを起こしてしまった。『JJ』専属モデルも務めたラブリが、同じく昨年3月に強制わいせつの疑いで類送検されていたことを、今年1月発売の『週刊文春』が報じたのだ。知人ら5人と和歌山県白浜町に旅行に行った際に、ラブリが就寝していた20代女性に対して強引に関係を迫ったというもの。

「彼女の弁護士は“犯罪行為はなかった”とするも、以後はフォロワー約50万人のインスタグラムもストーリーズの更新を数回のみ行っただけで、“インフルエンサー”としての立場を失いつつあります。

 これ以上タレントを失えば事務所経営に大きな支障をきたすでしょうし、また熊田も離婚後はシングルマザーとして3人の子どもを育てていく予定。裁判になればAさんは熊田の“不倫”を訴えてくるでしょうが、本当に“事実無根”ならば堂々と疑惑を晴らせばいいだけ。今後の動向に注目したいですね」(前出・情報番組ディレクター)

 6月2日、熊田は自身のYouTubeチャンネルにて、銀座のクラブママを体験する動画をアップして《ぐいぐい行くんで》と、気持ちを新たに仕事をする姿を公開。芸能界で約20年間も生き抜いてきただけに、メンタルに不安はなさそうだ。