ところが宇垣はそれを蹴ったという。せっかくの仕事なのに、なんでまた!?
「宇垣さん、かなり仕事を選んでいるんですよね。バラエティー番組への出演やイベントMCなんかの営業仕事もかなりの数、断っていると聞きます。“好きなことだけやりたい”と決めているようです」(同・制作会社関係者)
ただのワガママのようにも思えるが、そこには宇垣なりの仕事へのこだわりがある。
「女優をやるなら、ある程度レッスンを積むなりして勉強した後で……という考えだったみたい。『彼女はキレイ~』からのオファーは、役どころが“美容雑誌の編集者”だった。メイク本まで出版しちゃうくらい美容オタクなご自身にぴったりハマる役だったので引き受けたそう」(同・制作会社関係者)
キャラかぶりする宇垣美里に……
自由奔放な宇垣に、田中は心中穏やかではないようだ。
「そりゃそうですよ。女優も美容オタクも、ことごとく自分と“キャラかぶり”していますからねぇ(苦笑)。田中さんも、宇垣さん以上の美容好きでファッション誌の表紙を飾っていますし、田中さんが雑誌やテレビで紹介したコスメや美容グッズは売り切れ続出で業界内で“みな実買い”なんて言葉が生まれたくらい。それが『花王』や『コーセー』などの美容アイテムのCM出演にもつながっています」(テレビ局関係者)
“美のカリスマ”なんて世の女性たちから憧れられる元女子アナも、これまでは田中だけ。ひとり勝ち状態だった。
「そこに自分より若いライバルが現れたわけですから、そりゃ心がザワつきます(笑)。芸能界って常に“イス取りゲーム”。そのポジションを逃してしまえば、すぐに忘れ去られてしまう世界ですからね」(同・テレビ局関係者)
女優業にしろカリスマにしろ、元女子アナの“新しい生き方”を苦労して開拓してきた田中の目には、宇垣は“私の後を追ってきただけ”なんて映っているのかも!?
「TBS時代には“世代ナンバーワンの美人女子アナ”と呼ばれて男性誌でグラビアまでやっていた宇垣さんが、転身後、安易に男性ウケに走らなかったのは、女性人気が出てブレイクした田中さんを参考にセルフ・ブランディングしてきた証拠。
仕事だけじゃなくてお金のほうもしっかりしていて、局アナ時代には“フリーになったときの収入の柱に”と、都心の新宿区と墨田区に投資用のワンルームマンションを2部屋、立て続けに買っていますしね。宇垣さん、案外したたかです」(同・テレビ局関係者)
さて7月から始まる“直接対決”。あざといとしたたか、勝ち残るのはどっち!?