「紀子さまが妊娠されていたころ、ご夫妻での散歩中や食事の際は、いつもお名前の話題になっていましたね。
最終的に“自然のまま、飾ることのない人生を歩むように”との願いを込められ、『眞子』と名づけられました。
おふたりは名前の音にもこだわっており、『眞子』は“まさこ”とも読めますが、紀子さまにならって“まこ”と読むことにされたと当時お聞きしました」(同・前)
ご自身の名前にちなんで名づけた眞子さまを愛情深く、礼儀正しく育ててこられた。
眞子さまの結婚も素直に幸せを願われていたが……
「まだ眞子さまが小学校高学年のころ、ご一家で私的旅行に行かれたときのことです。
宿泊先の旅館で食事する際、従業員がご飯をよそおうとしたところ、眞子さまは“私がやります”とご家族分のご飯をよそわれたのです。普段もご家庭で手伝われていたから、自然とそうされたのでしょう。
その旅行で訪れたお宅でも、眞子さまはお行儀よくずっと正座。おやつにスイカが出されたところ、紀子さまを見て“食べてもいいですか”といった表情を。お母さまが頷かれるのを見て、眞子さまは“いただきます”と言ってからスイカを召し上がられていました」(宮内庁関係者)
眞子さまは、次女の佳子さまよりも厳しく育ててこられたといわれるが、その分、お母さまからの信頼は厚かった。
'13年ごろに小室圭さんを紹介された際も、紀子さまはお相手を疑わず、素直に幸せを願われていたという。
しかし、'17年末に発覚した小室家の金銭トラブルによって婚約は延期に……。
「小室さん親子を宮邸に呼び、金銭問題の経緯などを問うも、“借金ではない”と繰り返すばかり。紀子さまは“借金自体が悪いのではなく、お金を工面してくれた相手に対する誠意が欠けている”ことで、小室さん親子に対する不信感を募らせていたのです。家同士の問題である婚約など、到底考えられないといったご様子でした」(皇嗣職関係者)
小室家とは縁がなかった─。そうお考えになったのか、小室さんがアメリカ留学に旅立つ直前、紀子さまは“策”に打って出た。
「小室さんの留学先である『フォーダム大学』のHPに掲載された記事に“眞子さまの婚約者”と表記されたところ、宮内庁が大学側に“フィアンセではない”と通達しました。実は、このことを指示したのは紀子さまだったそう。
妃殿下は当初、おふたりが日米の遠距離恋愛となるため、自然消滅を狙われていたようです。だからこそ、“小室さんはあくまで婚約内定者で、結婚すると決まったわけではない”と主張されたかったのだと思います」(同・前)