“笑いごとじゃないよ!”(笑)
テレビで川島の姿を見ない日はないほどの大活躍。好感度も高い。4月からは、朝の情報バラエティー番組『ラヴィット!』(TBS系)と音楽番組『シブヤノオト』(NHK総合)でMCも。本作の声優を含め、活動領域をぐんぐん拡大させている。
「ありがたい話です。でも、声優はゲストなので(笑)。今、42歳なんですけど、先輩を含めた周りの芸人を見ていると“今がピークか?”と思うほど頑張っていたり、輝いていたりする人が多い。だから“もう42歳”ではなく“まだ42歳”。何でも挑戦していきたい気持ちが強いです」
春からは生活時間もだいぶ変わったのでは?
「夜8時には布団に入ることを目指してますね。ほぼ3歳児と同じスケジュールになってます(笑)。僕は基本、10時間は寝たいタイプ。やっぱり、しっかり寝た人がいちばん面白いと思っていて。
ちゃんと実力が出せるから。寝てない自慢するやつに限って、噛み倒してますからね(笑)。やっぱりクオリティーを下げたくないので、何とか寝るようにしています」
そんな多忙な日々を送る中で、癒しになっているものは、
「完全に子どもですね。もう今はそれだけですね。娘が食事中にフォークで遊びだすと、ウチの奥さんは怒る。でも娘は笑う。すると奥さんは“笑いごとじゃないよ!”ってさらに注意するんですが、そのワードがえらくお気に入りで。それが言いたくてたまらない。
僕が歯磨きしてたら、風呂から出てきた娘が、全裸でめっちゃ尻を振ってきて。さすがに笑ったら、“笑いごとじゃないよ!”と(笑)。笑わせておいて、それはズルいでしょ(笑)」
さすが芸人の娘! さらにはこんなほっこり話も。
「近所を歩いていたら、“ウチの息子は保育園嫌いだったのに、川島さんの娘さんが隣に座ってくれたり、しゃべってくれたりするから、家で娘さんの話ばかりしています”と言われまして。しゃべらない子に振ってあげたりしてるんでしょうね」
それはまさに、ひな壇で芸人がさりげなく話題を振ったり、質問したりすることで話を広げていく“裏回し”。
「もう、やっていることは父親とあんま変わらへんなぁと思ってます(笑)」
切れ長な目を、さらにさらに細めた。