ビッグフライ! オオタニサーン!! 大谷翔平の勢いが止まらない!
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷選手は7月5日(現地時間7月4日)、ボルチモア・オリオールズ戦に2番DHで先発出場すると第2打席にホームランを放ち、松井秀喜氏が持つメジャーリーグでの日本人選手のシーズン最多記録31本に並んだのだ。
「アンビリーバブル! 信じられないのがまだオールスター前ということ。投手も兼任する“二刀流”だけに、シーズン終盤まで調子を維持するのは簡単ではありませんが、メジャー初の日本人ホームラン王の夢を見てしまいますね。
コロナ禍で何かと暗いニュースが多い中で、彼の日々の活躍は多くの日本人に夢と希望を与えていることでしょう」(スポーツ紙記者)
これまで松井氏をはじめ、日本から多くのホームランバッターが渡米するも、長距離打者の壁はなかなか超えられない現実があった。では、なぜ大谷選手はホームランを量産できるのか。野球専門誌のライターは「日本人離れした規格外のパワーがあってこそ」と語る。
「彼が日本ハムファイターズでプレーしていた時、度肝を抜かれたのが試合前のバッティング練習でした。特に東京ドームでの“柵越え”は圧巻で、バックスクリーンどころかスコアボードのはるか上、ドーム天井に届きそうな打球を連発していたのです。同僚だった中田翔選手が“次元が違う”とこぼしていたのが印象的でした。
そんな大谷選手はメジャーに移籍して3年目、特に今季は明らかに身体が一回りも二回りも大きくなっています。天性のバネに加え、筋力トレーニングを強化したことで、メジャーでもトップクラスのパワーを手に入れたのでしょう」
しかも、メジャーリーグでは今シーズンから反発係数の少ない“飛ばないボール”を使用しているため、リーグ全体の打率は下がり、そしてホームラン数も減少傾向にあるという。その中での大谷選手の信じられない打棒というワケだ。
あれはやっている、疑惑が
そのためか、ネット上では“反則級”のパワーに対して《間違いなくやってますわ》《あれ、絶対にキメてる》などと“疑惑の目”が向けられている。もちろん、メジャーリーグのみならず、オリンピックを含めたスポーツ界でしばしば耳にする、筋肉増強剤などの「ドーピング」問題、ではない。
「肉体改造やダイエットにも効果を発揮するとされるプロテインの話です(笑)。大谷選手がホームランを量産できているのは、彼がCM出演している『ザバス』のプロテインを“キメてる”からだ、と面白おかしくつぶやかれ続けるお祭り状態に。中には、あまりの活躍ぶりに“メジャーでザバス禁止になるのでは?”と心配する声も上がっています(笑)
6月1日から流れている新CMでも、“私は、大谷翔平の筋肉です!”と筋肉がしゃべり出すようなアテレコ演出でインパクトも強く、すっかり“大谷選手イコール”のイメージが定着していますね」(ウェブメディア編集者)
同商品のCMサイトを覗いてみると、ノースリーブのトレーニングウェアを着て、たくましい上腕を露出してウェイトトレーニングに打ち込む大谷選手の姿があった。広告内のインタビューでは《将来、世界一の選手になるんだと思って練習やトレーニングの後には必ず飲んでいました》と、同ブランドのプロテインを爽やかに飲む姿も。確かに現在も“やって”いそうだ。