いったいどういうことなのか?
「為書きは、板橋区議会議員を12期48年務め、2020年に亡くなった橋本祐幸(ゆうこう)さんのものでした。彼は、久美さんの父親です」
故人から為書きが送られるとはなんとも不気味な話。しかも、送り主は対立候補の娘だという。
対立候補の亡くなった父から為書き
この事実に対して橋本久美氏はSNSに、
「父が実の娘の対立候補に為書きなど送るわけないですから。しかも昨年亡くなっている故人を利用するという『自分ファースト』ぶり。娘としても許せないですね」
「私はこういう人に負けたのかと思うとバカバカしくなります」
と怒りを露わにした。
木下都議のHPには確かに亡くなった橋本祐幸さんからの為書きの写真が掲載されており、
「ずっと見ていましたよ。さあ、私の分まで、まだまだ、頑張って!」
と故人からのメッセージが添えられていた。
これに対し木下都議は、
「天国からの応援、本当にありがとうございます」
と感謝の言葉を掲載している──。
無免許運転の事実や公職選挙法違反、為書きの捏造など疑惑のオンパレードとなった木下都議。
豊島区にある自宅を直撃。木下都議には20歳前後の一人娘がおり、シングルマザーとして育ててきた。娘が外出した後、自宅の電気がついていて人の気配があるのでインターホンを押し、ノックをしたが、反応なし。部屋を見ると、さっきまでついていた電気は消えたため、居留守を使っているようだ──。
「しなやかな女性目線で本当の “都民ファースト” を実現したい」と語っていた木下都議。疑惑について説明しない「自分ファースト」な態度では、政治を語る資格はないだろう。