いつまでもきれいで若々しいといえば、言わずと知れた美容のカリスマ、「よしもとの美容番長」ことシルク姉さんを挙げないわけにはいかない。美容・健康についての知識は、もはや専門家も顔負けレベル! その確かさは、彼女自身が20年間、ウエスト64cmのメリハリボディを保っていることからも明らかだ。
漫才から美容の道へ進んだ意外な理由
そんなシルクさんが美容に目覚めたきっかけは、実は少し意外な理由。幼なじみでもあった漫才の相方・ミヤコさんが、肺がんのために37歳の若さで亡くなったことだった。
「当時は健康にはまるで無頓着だった自分とは違って、人一倍健康に気を使っていたはずの相方が──」
大きなショックを受けたシルクさんは心労から体重が激減。女性ホルモンのバランスも崩して肌はボロボロ、さらに顔面神経痛まで発症。仕事の一時休養も余儀なくされる。こうした経験を経て、健康の大切さを痛感。ピラティスなどに取り組んで健康を取り戻した後、やがてその大切さを多くの女性へと伝える美容家の道へと進むことになっていった。50代はまさに美の伝道師としての地位を確立した10年だったといえる。
「今もミヤコさんのことを夢に見る」とシルクさん。今年のミヤコさんの命日(6月19日)には、「(彼女は)ベジタリアンで、タバコも吸わなかった、のにね、肺がんになるのね。今でも謎です」とブログに投稿。彼女の飽くなき美容への探求心の根底には、亡き相方への深い思いが流れているのだ。
情報満載のブログを要チェック!
ところで、そのシルクさんのブログ『シルクのべっぴん塾』が激アツだ。毎日、話題は多岐にわたりつつも、「免疫力をあげなければ。酢の物ですよ! 夏野菜ですよ! 汗をかくのもよいのよ、有害物質が外に出るから!」、「体重を減らし、アレルギーにもいい食品。プロバイオティクスね。生きた微生物を含む食品や、サプリね。甘酒、ぬか漬け、納豆、みそ、キムチ、ヨーグルトなど。発酵食品をしっかりとれてますか? 腸内環境を整えてね」などなど、毎回、美容・健康情報について熱い思いをほとばしらせながら発信している。
シルク姉さんのような話題豊富な知的健康美人を目指したい女性は、必見!
《取材・文/八坂佳子》