主催者との親交と“他人行儀”
「2005年から開催されている『NAMIMONOGATARI』、過去にはジブさん(Zeebraの愛称)の所属事務所が主催していたこともあります。実は今年も“制作協力”という名目で名前を連ねています。
初期のころからこのイベントに出演し続け、MCを務めていたこともある彼が謝罪文で、まるで“自分はゲストで呼ばれただけ”といったような、他人事かのような自己保身の態度にガッカリしました。イベントの代表が名古屋に韓国料理店をオープンさせたときもジブさんは花を贈ったりしていましたし、主催者との長きにわたる親交があったはずなのですが……」
『NAMIMONOGATARI』の公式YouTubeチャンネルには過去の動画も公開されているのだが、「2017」の開催時にZeebraは「かなり長い間やってるんですけど、今年もハンパないラインナップでがっつり盛り上げるんで」と熱いメッセージを寄せていた。
黎明期からジャパニーズヒップホップを支え、まさしく業界の“トップランカー”であり続けてきたZeebraだが、ここ数年、どうもその勢いに陰りがみえてきたとみる向きもある。
「昨年8月に葉山で美女と不倫していたことが写真つきで報じられ、その年のうちに中林美和さんと離婚しました。’16年にも中林さんにツイッターで“モラハラ夫”ぶりを暴露されたことも。ふたりの娘であるリマさんは昨年からアイドルグループ『NiziU』のメンバーとして活躍しています。
国内外から人気のあるグループですから、Zeebraさんが私生活で何かを起こすたびに“リマちゃんに迷惑かけないで”とファンから叩かれるようになりました。“ヒップホップの頂点”だったころと現在とでは、少し立場が異なります」(週刊誌記者)
自身も今年1月に新型コロナに感染していたZeebra。その当時もSNSで「知人も去年の春頃にコロナで命を落とした」ことをつぶやいていたばかり。
《ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます》
ツイッターでの謝罪文、彼はこのように締めくくっていたが、その責任は本人の想像以上に重いものなのかもしれない。