家計簿つけるならどっちがいい? A 手書きでしっかり! B ラクラクアプリで
気軽に家計管理をするならアプリがおすすめ
家計の管理には家計簿を活用したいが、三日坊主で続けられない、と悩んでいる人も多いはず。
「家計管理でのポイントは、収支の見える化と継続です。スマホの“家計管理アプリ”ならば、キャッシュレス決済と連動して勝手に記録されたり、レシートを写真に撮れば項目を反映する機能があったりと、手軽に続けられます。収支を把握すれば、家計の問題点も見えるようになりますよ」
もちろん、手書きで継続できている人はそのままでOK。
「家計簿をつけて終わりではなく、収支から見える“問題点”を洗い出し改善することが大切!」
FP内山さんおすすめの家計簿アプリは
家計簿アプリのいちばんのメリットは「いつも持ち歩いているスマホで記録できること」と内山さん。買い物したらその都度、ササッと入力すれば、レシートをため込んだあげく記録が面倒になって挫折、という悪循環が防げる。
おすすめは、「LINE Pay」の購入履歴などが自動で反映される「LINE家計簿」や、レシートと購入した商品のバーコードを読み込むとポイントが貯まり電子マネーに交換可能な「CODE」など。自分に合ったものを選ぼう。
たくさん種類がある「◯◯ペイ」の賢い持ち方は?
A 1つに絞る
B 複数の「○○ペイ」を使いこなす
コード決済方法は2〜3つに絞る
スマホ画面に二次元コードやバーコードを表示させて支払いをするコード決済。その手軽さから利用者を増やしているが、サービスが乱立しているため、アプリを何種も入れているという人もいるだろう。
「コンビニなど特定の店で使うとポイントが貯められるので、複数のコード決済を利用している人もいるかもしれません。でも、数が多いと管理ができなくなる可能性が高いです。
また、アプリにお金をチャージしたまま放置するのは、現金が金庫に入っているのと同じ状況なので運用もできず、リスクにもなります。利用するコード決済は2〜3つに絞るのが理想です」
もっとお金に強くなりたい人は、買い物をするときに役立つおトクな選択や、国民年金で得する方法などさまざま“テク”を紹介する『お金の使い方テク』(内山貴博さん著/朝日新聞出版)がオススメ!
[取材・文/大貫未来(清談社)]