ある秋篠宮家の関係者によると、「佳子さまがこの構想に納得されるとは到底思えない」という。

佳子さまはこれまで、皇族であるが故に、活動を制限されてきました。幼いころからフィギュアスケートをたしなみ、高校からはダンスに熱中されるなど、根っからの“パフォーマンサー”でいらっしゃいます。'17年にはイギリスの『リーズ大学』で舞台芸術などのパフォーマンス学科の授業を履修されていました。

 しかし、日本ではお好きなダンスを公に披露することなどが難しかった。学習院大学ではダンスサークル『N』に体験入会されるも警備の問題で断念されています。編入された『国際基督教大学(ICU)』でも学内でいちばん人気のダンスサークル『S』に入会するも、マスコミの取材が殺到して退会を余儀なくされました」

 学内にある団体での活動は難しいと判断した佳子さまは、外部のダンススクールに活路を見い出されたのだが……。

「個人の権利を尊重してほしい」

「ICU時代に民間のダンススクールに入会し、市民ホールなどでヒップホップやジャズダンスを披露されていましたが、結局マスコミにスクールが特定されてしまい、泣く泣く退会されたようです。

 佳子さまは、皇族であることで活動が制限されることに息苦しさと悔しい思いを抱かれ続けてきたのです」(同・前)

 そういった経験からも、姉である眞子さまの結婚意思を「尊重してあげたい」と願われ続けてきたのだ。

2020年12月29日、佳子さま26歳の誕生日に公開されたご近影。10月の眞子さまの誕生日の時に続き、姉妹仲睦まじいツーショットで
2020年12月29日、佳子さま26歳の誕生日に公開されたご近影。10月の眞子さまの誕生日の時に続き、姉妹仲睦まじいツーショットで
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 佳子さまはICUを卒業されるにあたって出された文書回答で、

《結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》と綴られている。

「皇族といえど、結婚のような私的なものは民間人と同じように個人の権利を尊重してほしいと訴えられているように感じます。

 もしご自分が結婚される際、お相手の男性に少しでも不安な面があれば、小室さんのように国民から一気に反対意見が押し寄せる可能性を危惧されていることでしょう。

 ダンスの件もそうですが、外出時には必ずSPがつき、簡単には外出や旅行もできず、皇族には民間人のような“普通の自由”がありません。佳子さまも皇室を離れたい気持ちはある程度抱かれていることでしょう」(宮内庁関係者)