ニコール・キッドマンの新作、トラブル続き
現在製作中のニコール・キッドマン(54)主演ドラマ『Expats』がトラブルに見舞われている。まず地元の人が違和感を覚えたのは、香港に住む裕福な白人たちを描くというテーマ。今、民主主義の危機に瀕(ひん)している香港で、わざわざそんな話を語るのかと反発したのだ。
次に、入国直後に街を歩き回っているニコールの姿が目撃され、批判が爆発。香港では入国者全員に21日の隔離が義務付けられているのに、「セレブは特別扱いなのか?」と人々は怒ったのである。
いざ撮影が始まると、今度はニコールとルル・ワン監督が現場で衝突したとの噂が出た。そのせいでニコールは途中で香港を去ったとの報道も出ている。ただし、ドラマを配信するAmazonによると、ニコールはほかの作品も抱えているので最初からそういうスケジュールになっていたとのこと。はたして真実は?
●ニコール・キッドマン
ハワイ生まれ、シドニー育ち。トム・クルーズと共演した『デイズ・オブ・サンダー』でブレイク。『めぐりあう時間たち』でオスカー受賞。再婚相手で歌手のキース・アーバンとの間に2人の娘を授かった。