同番組は高視聴率に加えてDVDや動画配信などでも人気の“稼げるコンテンツ”。BPOの影響でないとすれば、何が原因だったのか。
「昨年、アンジャッシュの渡部建さんが復帰する“トップシークレット”情報が外部に漏れたことで、松本さんと番組スタッフの信頼関係も崩れてしまいました。
渡部さんや不祥事タレントの出演は“出オチ”みたいなもの。事前にネタバレしたら面白さが半減するので、松本さんら出演者が怒るのも当然ですよね。
日本テレビとしては情報漏れ対策の徹底をアピールするなどして、今年も放送できるよう交渉したようですが、うまくいかなかった」(日本テレビ関係者)
最大の理由は撮影環境の問題だと前出の放送作家は語る。
「昨年は感染対策で撮影が制限されたのに加え、広告費の減少で制作費も大幅に削減されてしまいましたからね。これまでは20人以上の放送作家が番組に関わっていましたが、昨年は半分以下の10人まで削られることに。予算も企画もギリギリだったため、一部過去の名シーンを流すなどして時間稼ぎをするしかなくなったそうです。
プロ意識の高い松本さんとしては納得のできる出来とはほど遠いものだったにも関わらず、ネットニュースで“老化”とバッシングされたことも不満だったのではないでしょうか」
休止発表を受け、松本もこうツイートしていた。
《コロナ禍において【笑ってはいけない】の収録は難しいと去年つよく感じました。クオリティーを下げてまで番組を続けるのは楽しみにしてくれている方々に対して尻より心が痛いです》