会見は「小室さんだけで行うべき」
そうなると今度は結婚生活の原資についての疑念が生じており、“公金から捻出されるのでは”といった批判の声も上がっている。
「コロナ禍の影響で鬱々としている国民が多く、過激な“結婚反対派”の人々によるデモにまで発展しています。そのような中、宮邸を離れて一般のマンションで生活されるというのはリスクも大きいため、厳重な警備体制が敷かれることになるでしょう」
そう語るのは、象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授。
法的には皇籍を離脱した皇族が宮邸に住むことは認められない。しかし、リスクやコストを考慮すると、今回のケースで法律を厳密に守る必要があるのかどうかと疑問視する声も上がっている。
「そこはどうしても眞子さまが秋篠宮邸を出られなくてはならない理由があるのです」
そう明かすのは秋篠宮家関係者。
「眞子さまに宮邸からの“即時退去”を命じられたのは、ほかでもない秋篠宮さまだと聞いています。殿下は“娘の結婚問題で、皇室にこれ以上のダメージを与えるようなことはできない”というお考えです。両親の反対を押し切られた眞子さまを“勘当した”と世間にアピールするためにも、婚姻後に宮邸に滞在させるわけにはいかなかったのでしょう」(同・前)
かつては“仲よし父娘”だった秋篠宮さまと眞子さま。過去にはおふたりで海外旅行へ行かれたり、秋篠宮さまが研究者仲間との会合に眞子さまを連れていかれたこともあった。
そんなおふたりが一緒に過ごされるのは、あとわずか。眞子さまと小室さんが記者会見を行う日も迫っている。
「会見を行うのであれば、結婚報道が出る前に、小室さんのみで行うべきだったと思います。ひとりで臨めば、より踏み込んだ会見になったはずです。今回のようなタイミングで“ツーショット会見”を執り行うのは“結婚するためのプロセスとして必要に迫られているから……”といった印象を受けてしまいます」(河西准教授)
ふたりの記者会見は、天皇陛下や秋篠宮さまがお誕生日に際して行われる記者会見と同様の形式になる可能性が非常に高いという。
「新聞社とテレビ局が所属する宮内記者会という記者クラブが事前にいくつか質問を提出し、それらに対する回答を用意して会見で述べられる、という形です。その後、おふたりのご回答を踏まえ、アドリブで担当の記者から2〜3問の関連質問が投げられるでしょう」(宮内庁関係者)
“別パターン”もありうる。