「炎上する理由がわかっていない」周囲の心配
「彼が精神的に参ってしまったことが理由だといいます。発言の炎上後に、りんたろー。さんサイドから番組側に“精神的なダメージが大きいので、しばらく出演するのは厳しい”と申し出があったんです。それを受けて、出演を見合わせることになりました」(Abema関係者)
その後も『アベプラ』以外の番組には出演しており、以前と変わらないように見えたが、内心では75日間“悪夢”を見続けていた。
「『アベプラ』はリアルタイムで視聴者が意見をコメント欄に書き込み、出演者も読むことができます。すぐに番組に戻ったら、また批判的な意見を書かれるかもしれない。“戻るのが怖い”という思いが二の足を踏むことになったのだと思います」(同・Abema関係者)
普段は脚光を浴びることが多いだけに、厳しい言葉が心に突き刺さってしまったのだろうか。
身長180センチのガッシリした体格で、テレビでの“チャラい”言動からは想像できないかもしれないが、りんたろー。は精神的に弱い面があるという。
「優しくてまじめな性格なので、炎上したことを真剣に受け取って、落ち込んでしまった可能性はありますね。彼は以前、『ベイビーギャング』というコンビを組んでいたのですが、当時の相方が無免許運転で逮捕されても、“彼のためになるなら……”と情状証人として裁判に出廷するほど優しいんです。結局、勝手に裁判に出たことが事務所にバレて、彼もしばらく謹慎することになったのですが、そのときもそうとう落ち込んでいましたよ」(放送作家)
自分の“見え方”を気にするところもあって……。
「世間からどう見られているかを気にしていて、自分の名前をネットで検索する“エゴサーチ”を頻繁にしています」(同・放送作家)
繊細な性格であることに加えて、後先考えずに行動してしまうところも今回の事態につながった。
「番組に出ていなかった9月初めに、ツイッターで自分にしつこく絡んでくる一般人に応酬するなど、場当たり的に行動してしまうんです。素直すぎるので、“こういうことを言ったら炎上する”というのがよくわかっていないのかもしれません。芸人の間でも、彼のそうした性格を心配する声が上がっていましたよ」(同・放送作家)
りんたろー。が精神的な理由で『アベプラ』を“休業”していたことについて、AbemaTVに問い合わせると、
「番組の制作に関わることは回答を控えさせていただいております」
彼の所属事務所にも問い合わせてみたが、期日までに返答はなかった。
EXITが得意とする“渋谷系漫才”のように、「お後がヒュイゴー」とはいかないようだ……。