再び結婚騒動に注目が
「予算が成立したのは今年3月で新型コロナの新規感染者が多く、国民が困難を強いられていた時期です。天皇ご一家は、コロナ禍で苦しむ国民に今でもお心を寄せ続けておられます。これまで出席されたオンライン行事での陛下のご挨拶は、毎回国民を案じられるお言葉を述べられていることからも感じられる。
成年という一生に一度の慶事といえど、コロナ禍で苦しむ国民を前にして、華美で高価なティアラを新調することは避けられたのでしょう。愛子さまもご両親の抱かれているお気持ちを理解されているでしょうし、ほかの女性皇族方が身につけたティアラをお召しになる可能性があると思います」(侍従職関係者)
一方、愛子さまの20歳のお誕生日の前日は、秋篠宮家が“正念場”を迎えられる。
「11月30日に秋篠宮さまが56歳をお迎えになります。毎年、お誕生日に合わせて記者会見が行われるのですが、今回も眞子さんと圭さんに関する質問が、新聞社とテレビ局が所属する宮内記者会から提出されるはずです。結婚されてから初の会見となるので注目度は高い。
小室さんがNY州の司法試験に不合格となり、想定よりも収入が減ることで生活の基盤が揺らぐことも考えられるので、その辺りの説明を本人から受けているのか、記者から問われる可能性は十分あるでしょう。
とはいえ踏み込んだ回答ではなく、結婚問題の総括的な内容で、基本的には当たり障りのないご発言になるかと思いますが、眞子さんが結婚してから初めての“肉声”のため、マスコミはある程度大きく報じることになると思います」(秋篠宮家関係者)
その翌日である12月1日、愛子さまのお誕生日当日に成年行事を行った場合、国民の関心が愛子さまではなく、秋篠宮さまの会見内容に集中してしまう危険性があったということだ。
「近いうちに小室夫妻は渡米する予定と聞いていますが、日本から発つことでいったん騒動が落ち着いたとしても、殿下のお誕生日会見によって、再び国民の関心が集まってしまう恐れがあるのです。
愛子さまの記念すべき成年行事を国民がしっかりとお祝いできる状況になることが、両陛下にとっての願いでもあると思います。
意図的なのかはわかりませんが、12月5日に行事がずれたことで秋篠宮さまのお誕生日から多少日にちが空くため、愛子さまの慶事から国民の注目がそれる恐れはなくなったと思います」(前出・宮内庁関係者)
殿下のお誕生日と愛子さまの成年行事が、多くの国民から祝福されることを願うばかり……。