復帰は“絶望的”と関係者
先の関係者によればゴールデンボンバーの所属事務所は「歌広場さんの復帰については時期や方法についてなど、まだ何も考えることができていない」という。事が事だけに、時期についてはかなり長引きそうではある。鬼龍院の謝罪動画で歌広場も彼にビンタをしていたが、まさか自分の素行が週刊誌にバラされてしまうとは夢にも思ってもいなかったということだろうか。
中絶スキャンダルの翌週、『文春オンライン』(11月17日配信)に新たに複数人の女性からの“私も交際していた”と複数女性からのタレコミがあったと報じている。なかには新たな中絶の告白も……。
その昔、私は“グルーピー”と呼ばれていた熱狂的なバンドファンを取材したことがあるが、彼女たち大部分はバンドの“推しメン”と関係を持つことを「勲章だ」と考えていた節があった。最近でも、ある人気ダンスグループのファンに取材する機会があったが、彼女らは勲章ではなく「素敵な思い出」と語っていた。
だが、すべてがそういうファンではない。また許される時代でもなくなった。今後、歌広場が背負う十字架は重いという。
「最近は歌番組こそそこまで出演は多くないですが、歌広場さんは『めざましテレビ』(フジテレビ系)で“イケメン手帳”というコーナーを持っており、定期的にテレビに出る機会がありました。しかし、今後復帰は絶望的というのが制作側の見立てのようです。妊娠・中絶というショッキングさは、なかなか視聴者に受け入れられない」(制作会社関係者)
本人ばかりが責められることではなく、女性側にも大いに問題はある。だが、ファンの気持ちと世間の空気を読み間違えると、まさに“爆死”といったことになってしまうのかもしれない。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。