迫られる秋篠宮家の方針転換
「以前から千家家と高円宮家の交流はあったのですが、'07年に当時大学生だった典子さんを連れて、出雲大社に参拝した際に、国麿さんと初対面させたのが久子さまでした。その後は典子さんの公務を考慮しつつ、少しずつ結婚の話を進めたそうです。
守谷さんとは『国境なき子どもたち』設立20周年の祝賀会で初めて会った際に、久子さまがピンときたそう。元々、守谷さんのご両親とも交流のあった久子さまは、守谷さんと守谷さんの父親との懇談中に“その話は娘が詳しいので、次回は娘も呼びますね”と、絢子さんと会うきっかけを作られたのです」(同・前)
実際、'18年7月に行われた婚約内定会見で絢子さんは、「母の思惑がどうであったのかはわかりませんが」と発言していたことからも、久子さまがおふたりのキューピッドだったのだ。
高円宮家で唯一、まだ結婚されていない承子さまも一部週刊誌から直撃取材を受けた際に「結婚と恋愛は別」と発言されており、久子さまから教育されてきた結婚観がうかがえる。
「女性皇族は結婚したら皇室を離れますが、皇室とのつながりが完全に切れるわけではない。だからこそ、皇室を離れる際に元皇族としての品位を保つため、最大で1億数千万円の一時金が支給されるのです。
眞子さんは一時金を辞退し、結婚関連の儀式や行事もすべて行わずに結婚しましたが、秋篠宮家の一員であることは一生変わりません。ましてや、未来の天皇陛下である悠仁さまの実姉であり、民間人になってからも元皇族として一生特別な目で見られてしまうのは当然です。
次女の佳子さまも同様で、これまで秋篠宮さまが重んじてきた“個人の意思を尊重する”という方針を変えるべきという声も上がっています。次代の天皇家として、国民からバッシングを受ける可能性のある相手と、佳子さまを結婚させるリスクを負うべきではないと思います」(宮内庁関係者)
秋篠宮ご夫妻の悩みの種は、もうしばらく残りそうだ……。