「パーティーには旧華族や代々政治家を輩出している名家の子息などが招かれ、“お見合い”をさせてこられました。この会での出会いではありませんでしたが、典子さんと絢子さんはご自分の人脈などから結婚相手を見出されています。
久子さまとしては、皇族の結婚は“家族も国民も安心できるお相手がいい”とのお考えでしょうし、直接会って好感を持てなかった男性と娘を結婚させるとは現状では考えられません。その点が、承子さまがたびたび結婚間近と言われてもなかなかゴールインできない、最大の原因なのかもしれません」(同・前)
小室圭さんとの「共通点」
以前、週刊誌からの直撃取材を受けた承子さまは「結婚と交際は別です」とお答えになるなど“久子さまの教え”を念頭に置かれているとはいえ、長年交際してきた男性との結婚をあきらめるという選択はなかなか難しいのは想像に難くない。
ご結婚のハードルが上がっているのは、小室圭さんの存在も影響していることだろう。
「小室さんと眞子さんの結婚が延期となり、国民から猛バッシングを受けた最大の原因は、小室家が抱えていた金銭トラブルが発覚したからでした。ほかにも、小室さんの母親である佳代さんのお金に関する疑惑が次々と報じられたことも理由です。
小室さんの件で、次に結婚される女性皇族のお相手は国民からの注目度がかなり高くなるでしょう。相手男性だけではなく、ご家族がトラブルを抱えておらず、安定した仕事や立派な人柄であることも求められると思います。
承子さまの交際相手は、小室さんが勤務していた『三菱東京UFJ銀行(当時)』と並ぶメガバンクの中堅行員です。しかも、実は名前のイニシャルが“K”だそうで、小室さんと比較される恐れがある。そういったことも踏まえ、久子さまとしては高円宮家の家長として、承子さまの結婚相手は慎重にならざるを得ない事情があるのです」(皇室ジャーナリスト)
小室夫妻の結婚問題が皇室にもたらした影響は、計り知れないということか……。