『週刊文春』が報じたGACKT不倫疑惑。

 お相手とされる会社経営者A氏の妻・B子さんは元々GACKTのファンで、昨年の彼の誕生日にインスタグラムでメッセージ送ったことをきっかけに連絡を取り合うようになったという。そして今年の夏に関係を持つことに。

 その密会から2か月後にA氏は妻の不貞を知ることになる。B子さんの携帯には、彼女の実姉に対しGACKTの自宅から実況中継していた痕跡やGACKTの自宅の写真が残っていたというのだ。

 これまで、いろいろな女性との交際情報が出ているが、相手が人妻というのは初めてのこと。『文春』によるとA氏は激怒、「法的手段も辞さない」と言っていることから、これは大きな騒動になるのではないかと思われたのだが……。

GACKTは“取材拒否”

 報道が出てから数週間が過ぎても、その間後追い記事は数えるほど。新しい情報が出てくることもなく、テレビやスポーツ紙はスルー状態だ。ほぼほぼ鎮火したと言っていいだろう。テレビやスポーツ紙が週刊誌の記事を取り上げなかったり扱わなかったりするときの、理由の1つに事務所の圧力かメディアサイドの忖度が考えられる。しかし、実際に番組制作の最前線に立つ情報番組のディレクターに話を聞けば、今回はそのような話はなかったという。

GACKTさんは不倫というイメージがあまりないので、そのギャップから数字(視聴率)が取れると思い、放送のラインナップに上げました。ただ、どのワイドショーもただ週刊誌の記事をそのまま放送で流すわけではなく、独自に取材をします。『文春』さんはGACKTさんサイドに何も話を聞けていなかったので、それで彼に取材を申し込んだのです」

 確かに記事には、《所属事務所に事実関係について問うも「担当者が不在」として締め切りまでに回答がなかった》としか記されていない。先のディレクターが話を続ける。

「ですが、GACKTさんの事務所からはなんの音沙汰もなかったんです。“ノーコメント”というリアクションもなく、対応してくれなかったということです。だからといって、『文春』さんに証言しているAさんの話だけでやるわけにはいきません。不倫疑惑のお相手が芸能人ならそちらにも取材ができるのですが、一般女性ならそうもいかない。それで扱うのを断念したんです」