ばかうけというスナック菓子をご存じだろうか。これを一躍有名にした(?)のが、女優の片瀬那奈(40)だ。

 一昨年、妹のように可愛がっていたという沢尻エリカ(35)がクスリで逮捕された際、ふたりがクラブで遊ぶ動画が話題に。片瀬は踊りながら『ばかうけ ペヤングソースやきそば風味』を食べていた。

片瀬那奈、窮地でも強気

 そして沢尻は消え、片瀬も窮地に追い込まれている。今年7月、同棲していた恋人がコカイン所持で逮捕。彼女も家宅捜索をされるなどした。尿検査の結果は陰性だったものの、事務所には当初、恋人とはすでに別れ、捜査も受けていないと嘘の報告をしたという。これがよくなかったのか、9月には事務所を離れ、現在はフリーだ。

 ちなみに、片瀬と沢尻は2018年にダブルデートを報じられた。沢尻の恋人もクスリで逮捕されているので、4人中3人が逮捕されたことになる。

 それでも、片瀬は週刊誌の取材に、

「疑惑があるのなら“私がここにいること”それが真実です」

「周りは周りであって、私は疑わしいことは何もありません」

 と、答えたりしている。ドラマやバラエティーで見せてきた、強気なキャラは健在のようだ。

 そんな彼女は言葉のチョイスも強めだ。例えば「おいしい」ではなく「うまい」と言ったりするところが、ファンには支持されてきた。

 ただ、ファン以外からは不快だとする声も出ていた。4年前の旅番組では「うまっ」と言う彼女に、同行していた芸人が「女の子なんだから」「おいしー、のほうが」などと指摘。しかし、彼女はやや憮然とした感じで「うまっ」と言い続け、空気がちょっとギクシャクしていた記憶がある。

 つまり、こういうキャラは諸刃の剣なのだ。しっかりとバランスをとっておかないと、気の強さが暴走してトラブルも招きやすい。沢尻の「別に……」騒動もそうだし、江角マキコや木下優樹菜のように人間関係でもめごとが起きたりもする。そんなこんなで、表舞台を去ることにもなるわけだ。