「12月9日から大阪での開催が予定されていた『グランプリファイナル』が中止となりました。新型コロナウイルスの新たな変異株『オミクロン株』の影響で日本政府が外国人の新規入国を原則停止したことが原因です。男子シングルには、宇野昌磨(23)選手と鍵山優真(18)選手が出場予定でしたが、まずは12月22日から始まる『全日本選手権大会』に照準を合わせることになります」(スポーツ紙記者)
『全日本』は羽生結弦(27)の復帰戦にもなる予定だ。
羽生結弦の誕生日企画、今年も実施!
「11月27日に発表された『全日本』のエントリー選手に、羽生選手も名前を連ねていたのです。右足のケガでグランプリシリーズを欠場していましたから、今シーズン初戦に注目が集まっています」(同・スポーツ紙記者)
ケガからの回復が待たれる中、羽生は12月7日に誕生日を迎え、27歳となった。地元・宮城県で発行されているタウン情報誌『せんだいタウン情報 S-style』では、羽生の誕生日を祝う企画が行われている。
「誕生日の企画は、今回で2回目になります。昨年の企画で、お祝いや応援のメッセージをメールで募集したところ、日本だけでなく韓国や中国、アメリカなど国内外のファンから4000件近いメッセージを寄せていただきました。
ファンの方を中心に盛り上げていただいた企画だったこともあり、地元から改めて、日ごろの活躍への感謝とお誕生日のお祝い、これからのシーズンへの応援を伝えたいということで、今年も実施することになりました」(『S-style』編集部担当者)
企画では、お祝いや応援メッセージの募集だけでなく、スペシャルケーキの製作も。
今年、ケーキを製作したのは、仙台市にある人気パティスリー『Patisserie TISSER』。スケートリンクをイメージしたというブルーの土台が印象的なケーキだが、いちばんのこだわりはチョコレートの細工だという。
「羽生選手をイメージしたときに、チョコレートの細工で4回転半を表現したいということが念頭にありました。ぜひ4回転半を達成してほしいという願いを込めています」(『Patisserie TISSER』担当者、以下同)
この“4回転半ケーキ”は全国から予約が入っているというが、羽生のもとにも……。
「先日、羽生選手のご自宅に、『S-style』さんを通じて、このケーキが届けられたそうです。まだ、そのときの反応は聞いていませんが、もしかしたら羽生選手も食べてくださっているかもしれません。このケーキが少しでも力になっていたらうれしいです」
現在は地元・仙台で練習をしている羽生。家族4人で、ひと足早い誕生日会が開かれたかも?