業界からの評判も良い平野は、ファッション誌の取材で、その夏の多忙さについてこう明かしている。
《今だから言うけど、休憩時間に一人で、マネージャーさんの車にいるとき、“このまま、この車を走らせて逃げちゃおうかな”って思ったことが何回かあった(笑)。一回、リアルに運転席に座ったこともある》(『with』'21年12月号)
メンバーそれぞれが活躍し、キンプリ人気を加速
エース1人に負担は抱えさせられないと言わんばかりに、今年キンプリのメンバーは個人の仕事でそれぞれが結果を残し、グループの人気をさらに加速させている。
永瀬廉(22)はNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』で主人公の幼なじみ「りょーちん」こと及川亮役でブレイク。
先月25日に発表された『第38回ベストジーニスト2021』では、一般選出部門で初受賞し、1月からスタートのNHK土曜ドラマ『わげもん~長崎通訳異聞~』の主演を務めることも決定している。
また高橋海人(22)は日曜劇場・ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)でメインキャストの生徒役を見事に演じ、その演技が絶賛された。
リーダーの岸優太(26)はバラエティー番組でひっぱりだこな上に、月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)では内科医から救急医に転向し奮闘する難しい役をシリアスに演じきった。
神宮寺勇太(24)もバラエティー番組『名所から一番近い家』(テレビ朝日系)の司会を務めたり、ドラマ『准教授・高槻彰良の推察』(Season 1・フジテレビ系、Season 2・WOWOW)に出演するなど、メンバー全員が各々の活躍をしている。
そんなキンプリの実際の人気はというと。
「ファンクラブの会員数も順調に伸ばしていると言われています。会員数300万人超えの嵐は別格ですが、今年は活動休止中。
SNS上のファンの報告では、King & Princeファンクラブの会員数は現在活動中のグループで1位だった関ジャニ∞を抜いたなんて話も出ています」(前出・エンタメ誌記者)
今月7日には、5月に単発の関東ローカルで放送された日本テレビ系の初冠番組『King & Princeる。』(略称:キンプる)が、2022年元日スペシャルで全国放送されることが発表され、グループとしての勢いも見せてきている。しかし、多忙なスケジュールが続けば、平野を筆頭にメンバーの体調面も心配されるところだ。