「葱色の隊服を着たら、めちゃめちゃテンションが上がって。すぐに写真を撮りたくなりました(笑)」
'22年1月7日より放送・配信がスタートする『WOWOWオリジナルドラマ 薄桜鬼』。乙女ゲームからアニメ、舞台、ミュージカルと展開を広げる人気作、待望の実写化だ。土方歳三役で主演する崎山つばさは、「カッコいいと思う部分は、すべてですね!」と土方に惚れ込んだ様子。
「特に決断力がすごいなと。進むにしろ退くにしろ、いろいろ気持ちはあるだろうけどきっちり決断するところは、さすが副長だなと思いました。あと、土方の根本には近藤(勇)さんが好きで、田舎の侍だったこの人を大きくしたいという思いがあって。すごく夢があるしカッコいい」
撮影は京都、空き時間は何を?
「コロナ禍で出かけられなくて。でも東映撮影所にジムがあったので、そこで窓を開けてマスクをして、キャスト陣で筋トレをしたんです。それがすごく新選組っぽいなと思って。試衛館時代(※まだ土方や近藤が江戸にいたころ)に、こんなふうにみんなで切磋琢磨していたんじゃないかなと」
鬼の副長・土方にちなみ、心を鬼にするのはどんなときか聞くと、
「本当に土方さんには申し訳ないんですけど、僕、お菓子が大好きなんです。でも舞台の公演中は、鬼の心で我慢しています(笑)」
土方と似ていると思うのは「ひとりでいることが多いところ」
「誰とも関わらず、部屋にこもるインドア派。家では最近、iPadに絵を描いてます。窓から見える景色とか机の上にあるりんごとか。タブレットを使うのは、色鉛筆とかを用意しなくてもできるからという単純な理由(笑)」
本格時代劇とダークファンタジー要素が融合した今作
「時代劇としても、乙女ゲームの視点からも楽しめるし、新選組の泥臭い人間関係やアクロバティックな殺陣など、いろいろな見どころがあるので、ぜひチェックしていただけたらと思います」
毎週金曜夜11時30分〜※第1話無料放送(全10話)