実はマスクしている!?
被告の態度に疑問を感じた天野さんは今年6月、身元引受人をやめたという。
今、奥野被告は何をしているのか。自宅を訪ねたが、不在が3日間続いた。そこで、大阪の実家へ行くも、こちらも不在……。
被告の親族によると、
「これから裁判をひかえている身だけど、しかるべきところに届け出れば1泊ぐらいの旅行はさせてもらえるみたい。だから、意外にあちこち出かけとるようです。
父親は被告に“SNSの発信はやめろ”“マスコミには出るな”と言うとるみたいやけど、相変わらず持論を展開しとる」
12月6日、日刊ゲンダイDIGITALで奥野被告のインタビュー記事が配信された。それによると、記者と待ち合わせたレンタル会議室にノーマスクのまま現れた奥野被告。さらにはこんな発言も。
「なぜ社会はマスクを強制するのですか? 新型コロナは被害が過大に強調されていて、現実とかけ離れているように思います」
前出の天野さんは、呆れ顔でこう話す。
「彼が主張している“マスクをしないのは法律違反ではない”“日本は同調圧力が強い社会”というのは理解できる。だけど、トラブルになったら結局親を頼っている。東大卒の高学歴かもしれないけど、すねかじりの身で、親に迷惑かけてさ」
だが、被告の自宅近くでは、こんな目撃情報もあって……。
「いや、マスクはつけていましたよ。この辺りは高齢者が多いところだから、気を遣っているんじゃないですか。普段はつけていても、取材現場ではノーマスク。目立ちたがり屋なんですかね(笑)」(近所の住民)
来年には、航空会社との件で裁判が大阪地裁で始まる奥野被告。やはりノーマスクで出廷して注目を集めるつもりだろうか。