チャンネル登録者数700万人を誇る人気ユーチューバーグループ『フィッシャーズ』が、1月17日にYouTubeチャンネルを更新。《傷つくわ。》のタイトルでアップした動画内で、リーダーのシルクロードが“救急搬送”されたことを、メンバーのモトキとともに振り返った

 1月2日に発熱と喉の痛み、悪寒の症状が現れ、深夜には呼吸困難に陥ったというシルクロード。病状をネットで調べた彼は、窒息死するかもしれないという恐怖感に苛まれて救急車を呼び、駆けつけたモトキも救急車に同乗して病院へ。

 当初はコロナが疑われるも、次第に症状が落ち着いたシルクロードは、医師から“過労による重度の急性扁桃炎”と診断される。コロナも陰性だったことが判明し、入院することなく薬を処方されて帰宅が許されたのだが、その際に別の医療従事者に「死ぬか生きるか以外で、救急車をそうやって簡単に呼ばないでください」と言われたこと明かした。これに対して、

《死ぬか生きるかわからないからさ、(救急車を)呼んでるわけよ。色々とさ、医療関係の方も厳しいのはわかるから、そう言いたくなる気持ちも分からなくない。ただ、こっちもこっちで死ぬ思いをしてたから。俺、それを言われたときに普通に悲しくなって。“えっ、何でそんなこと言う?”みたいなね》

 イライラを通り越して悲しくなったと嘆くシルクロード。その後も《他の言い方があったやん?》と納得いかない表情を見せつつも、最後は年始で多忙を極めるであろう医療従事者の苦労を慮るモトキに同調。それでも《本当に自分でやばいと思ったら呼ぶべき》と、救急車を呼んだ正当性を主張したのだった。

動画撮影のチャンスと思っている

 この動画に、《患者の気持ち大変さを考えるのも医者の仕事》《怒って良いはずなのに相手側の事も気遣ってあげるところが凄く大人の対応をしていてカッコいい》《同じ医療従事者として申し訳ないです。シルクさんの判断は間違ってないです》と、シルクロードの対応を支持する多くのコメントが並んでいる。

 一方で、この動画でのやりとりがニュースとして報じられると……、

“搬送中に仲間がスマホで写真撮ったりしたら言われても仕方ない”“動画を回す余裕あるならタクシーで”“なんでもチャンスと思ってるだろう”などと、一転してシルクロード側にも問題があったのではないか、というような指摘も見受けられます。

 というのも彼は、1月5日に《シルク、呼吸できなくなって救急車に乗ることに。》というタイトルで搬送された当日の様子を動画投稿しているのですが……」

 と、ウェブメディア・ライターが指摘する動画を確認すると、喉の痛みを訴えたことから始まり、熱が上がって「発熱相談センター」に電話したりと、症状が悪化する様を撮影するシルクロードの姿が。そして深夜、扁桃腺の腫れにより呼吸がしづらくなったことで、救急隊員に搬送される様子までもが収められている。この時は、駆けつけたモトキがカメラを回していたのだろう。