「薬膳温活」おすすめ食材
●旬のもの
いつもの料理に旬のものを取り入れるのが麻木流。冬には冬の食材を“ちょい足し”するだけで温活になる。おすすめは料理にちょい足ししやすい春菊、大根、白菜などの冬野菜。
●黒きくらげ
薬膳的には、冬は黒豆、黒ごまなどの「黒い食材」を食べるのがよいとされている。特に、料理にちょい足ししやすい温活食材として覚えておきたいのが、黒きくらげ。血の巡りをよくする効果が。
“ちょい足し”温活薬膳レシピ
黒きくらげ入り!
鶏肉のうま煮
鶏肉のうま煮に黒きくらげをプラス。プリプリとした食感でおいしさもアップ。干ししいたけもおすすめの「黒い食材」として、冬に使いたい温活食材。
生命力アップ!
黒豆のお粥
冬は身体が冷えて、生命力が落ちがちな季節。いつものお粥に、滋養強壮&アンチエイジング効果のある黒豆やクコの実を加えて身体を温めて。
ほっこり温まる!
百合根のポタージュ
冬が旬の百合根は、乾燥からくるせきやイライラを抑える働きがあり、コロナ禍で心身を守るのにはうってつけの食材。乾きがちな肌にもうれしい効果が。
PROFILE●麻木久仁子(あさぎ・くにこ)●1962年東京都生まれ。クイズバラエティーの回答者としてもおなじみのマルチタレント。現在は薬膳師や温活士の資格を活かした活動を中心に行っている。
(取材・文/八坂佳子)