「1月29日、秋篠宮ご夫妻は都内で行われた『北京冬季五輪結団式』に出席されました。日本選手団の主将を務めるスピードスケートの高木美帆選手たちを直接激励されたのです」(皇室担当記者)

 2月4日から開催される北京五輪で、日本人選手の活躍に期待を寄せる秋篠宮ご夫妻だが、その一方で悠仁さまの“お受験問題”に直面している。

紀子さまの「強いご意向」とは

 その証拠に1月24日、秋篠宮家をお支えする宮内庁職員のトップである加地隆治皇嗣職大夫が、異例の苦言を呈したのだ。

悠仁さまの進学先に関する週刊誌などの記事をめぐり、加地大夫が受験期を迎えている未成年者の進学のことを憶測に基づいて毎週のように報道するのは、メディアの姿勢としていかがなものか”という見解を公表しました。

 加地大夫はとにかく口が堅く、定例会見を行うほかの宮内庁幹部が皇室の方の近況をある程度明かすのに対して、秋篠宮家のちょっとした近況ですらいっさい話しません。皇族とはいえ、未成年である悠仁さまの進学先を巡った加熱報道に、大夫も“クギ”を刺したということでしょう

 とはいえ悠仁さまは、現行制度ではいずれ天皇陛下に即位されるお方です。未来の陛下がどの高校で学ばれることは世間の関心事であることは当然ですし、国民も知る権利があること。大夫の意見も理解はできますが、進学先が話題になることはある程度仕方のないことなのでは」(宮内庁関係者)

 今年に入ってから、悠仁さまが都内屈指の名門校である『筑波大学附属高等学校』に“進学が内定した”との報道が相次いでいることを受けての見解である。

「現在通われている『お茶の水女子大学附属中学校』は高校から女子校となるため、悠仁さまがどちらの高校に進学するのかに注目が集まっているのです」(秋篠宮家関係者)

 なぜ悠仁さまのご進学先報道が加熱しているのか。それは、通称“筑附”と『お茶の水』の進学時に、少人数を交換入学させる『提携校制度』が存在しているからだ。

「この制度に学力テストはなく、面接と書類審査だけで合否が決まります。制度が作られたのは、悠仁さまが中学への進学を控えておられた時期で、適用される期間は設けられてから5年間のみ。だからこそ、“悠仁さまを東大に進学させたい”との意向をお持ちだと言われる紀子さまの意向が働いた制度なのではないかと囁かれているのです。“皇室特権を利用したのではないか”と……」(前出・皇室担当記者)

 悠仁さまの進学先を巡って、秋篠宮ご夫妻の間で“紆余曲折の攻防”が繰り広げられていたという。