「昨夏の時点で殿下は“学習院に進学させる”とのお考えだったそうです。学習院は元々、皇族と華族が学ぶための学校であり、過去に多くの皇族を受け入れてきたことから警備体制は万全です。
さらに特徴的な点として、学習院大学の職員や学生の親には同大学のOBが多く、悠仁さまがどんなご学友や女性と出会い、どんな学生生活を送られているのかについて、ある意味“監視”することができるメリットがあります。学習院であれば国民からの批判も最小限に留まるでしょうし、少なくとも昨夏の段階では、殿下のお考えは“学習院”だったんですよ」(秋篠宮家関係者)
佳子さまが「学習院」に進学された理由
それではなぜ、提携校制度の利用を疑われて国民からの批判を受ける恐れのある筑附への進学が取り沙汰されるようになったのか。
「筑附進学に関する紀子さまの意向がかなり強く、秋篠宮さまが“押し負けた”形になったと聞きました。ずっと学習院が本命視されていましたが、昨年12月ごろになると宮内庁の上層部から“(悠仁さまの進学先に関して)学習院を選ぶとは思えない”という声が上がり始めたのです。
紀子さまのご意向が強く反映されたということでしょう。以前から、悠仁さまを東大に進学させることが紀子さまの悲願だと報じられてきましたが、まさか殿下のご意向を変えてしまうほどお気持ちが強いとは……」(同・前)
昨秋から筑附では、大規模な修繕工事が始まったそうだ。
「昨年9月から屋外にあるテニスコートやバスケットコートが30年以上ぶりに新しく張り代えられ、ロッカーやトイレなどの設備もリニューアルされています。校舎の外壁全体も足場が組まれ、校舎全体の修繕も行われているようです。悠仁さまの進学先だからなのかは分かりませんが、そう捉えてしまう保護者や関係者は少なくないと思います」(筑附関係者)
秋篠宮家の次女・佳子さまが学習院大学に進学される前にも、こんな不可解な出来事があった。
「進学された学習院大学の文学部教育学科は、佳子さまのご入学のタイミングに新設された学科で、まさに“佳子さまのために作られたような学科”でした。佳子さまは、悠仁さまや愛子さまが幼い頃によく面倒を見られており、教育分野に興味を持たれていたのです。
眞子さんは大学から、悠仁さまは幼稚園から“学習院以外”の学校を選ばれたことで、学習院側は危機感を持っていた。そこで、佳子さまの大学入学のタイミングで教育学科を創設し、“学習院離れを防ぎたいという思いがあったのでは”と当時、取り沙汰されていたのです。実際、入学する数年前から佳子さまは“教育学科があれば進学してもいいかな”という希望を口にされていたそうですから」(学習院関係者)
しかし、大学2年時に「別の環境で学びたい」と、佳子さまは眞子さんと同じ国際基督教大学に転学された。悠仁さまも佳子さまのように、ご自分の意思を尊重された高校に進学していただきたい。