気持ち悪いけどお金になる

中には、細かく“着用日数”まで明記してマスクや下着などを販売する女性も……
中には、細かく“着用日数”まで明記してマスクや下着などを販売する女性も……
【写真あり】マスクだけじゃない、使用済みの“禁断の商品”が売られている

 別の女性にも話を聞いた。

「パート先の同僚とお金がないという話になり、同僚にこういった物をネットで売っていると聞き、すすめられるような形で始めました」

 そう話すのは東海地方に住むBさん。30代の主婦だ。

「自分が女子高生時代にも制服が売れるという話は聞いたことがありましたが、やり始めたころは抵抗が多少ありました。売っている立場で言うのも悪いですが、こんなのを欲しがる人はどうしても気持ち悪いと思ったので。ただ、毎月少なくとも数万円になるのであれば……」(Bさん)

 ある種の“性”の売買といえる商売だ。

購入者の男性は、女性が要求している金額よりもさらに高く払ってくる場合もあります。それによって距離を近づけて、最終的にそれ以上の関係性を……という目論見を持っているわけです」(渋井氏)

 Aさんも、

「冷やかしや音信不通はよくあります。最近は着用している写真だけ何枚も求められ、その後に音信不通になるパターンが多いです」

 需要と供給─。凄惨な事件などが起こることのなきよう……。