渦中の愛子さまはこれまで、政治的な思惑とはかけ離れた“淡い恋”を経験されてきた。

「小学生のころは、ご学友との仲睦まじさが報じられました。家族ぐるみでお付き合いがあり、一部では『ドラえもん』の“のび太”に似ているとも言われた彼です」(皇室担当記者)

愛子さまのSNSに寄せられたお祝いコメント

 夏休み中にご一家が那須で静養される際、現地で“のび太くん”と合流されることも多く、愛子さまは手をつなぎ、腕を組み、ハグされるシーンも目撃された。その後、学習院女子中・高校へ進まれた愛子さまは、文字どおり青春を謳歌される。

「高校1年のころには、姉妹校である学習院高等科の野球部の試合を“お忍び”でご観戦。とある同級生選手の勇姿をデジカメで撮影しつつ、懸命にエールを送っていました」(同・前)

 年ごろの女の子らしい素顔や、ミーハーな一面も垣間見えるように。

「当時、愛子さまは『スターバックス』でお茶をするのが好きで、プリペイド機能がついた“スタバカード”も使いこなしていました」(侍従職関係者)

 同級生とともにアイドルにゾッコンになられたことも。

「元SMAPの木村拓哉さんが大好きで、密かに楽しまれているインスタグラムのアカウント名も“木村○○”にされているほど。7人組グループの『ジャニーズWEST』がお好きとも聞いています」(愛子さまの知人、以下同)

 女子校のため、男性との接点は減ったが、年に1度の文化祭では、周囲を驚かせるほどの積極性をお見せになった。

愛子さまは初対面の男性に連絡先を聞き、その後も連絡を取り続けておられたといいます。どちらかというとひと目惚れするタイプで“メンクイ”だとも聞きました」

 その男性かは定かでないが、高校時代から“特別な男性がいらっしゃる”とのウワサが。

「18歳の誕生日を迎えられた時期には、ジュエリーブランド『4℃』のシルバーネックレスをプレゼントされたとか。ご自身のインスタグラムでそのことを投稿されて、ご友人から“お幸せに!”というコメントもありました」

 国民が親しみと共感を抱く“ロマンス街道”を歩まれてきたプリンセス。

「きたる記者会見では、結婚観や理想の男性像について、初めて言及されることになります。眞子さんや佳子さまは言葉少なだった印象ですが、皇族という特別なお立場であっても身近にある“好き”を大切にされてきた愛子さまは、十分に咀嚼されたお考えを披露されるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 “意中のお相手”を想像しながら繰り出される赤裸々なお気持ちは、いかなるものでもご名答に違いない─。


小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代史を専門とし、『皇族に嫁いだ女性たち』(角川選書)など著書多数