タカラ「焼酎ハイボール」は全16種類のラインナップ(期間限定商品除く)。幅広い商品群も魅力であり、ファンの広さを物語っている。
「1番人気はレモン。次がドライ、シークヮーサーと続きます」(奈良さん)
「大衆酒場好きにはレモン、ドライがオススメです。焼酎ハイボール初デビューなら好きなフレーバーを試し、下町の味へとステップアップしましょう」(江沢さん)
下町の情深さを見習う
名店の味と題した「立石宇ち多゛のうめ割り風」。同商品は東京・立石のもつ焼き屋の名店「宇ち多゛」とコラボして誕生したもの。店主監修ながら同店では提供しない味わいを楽しめる。
東立石のお酒も飲めるうどん屋・四ツ木製麺所では、この名店コラボ缶を置いている。
「もともと宇ち多゛さんの三代目とは懇意にさせてもらっていたんです。宇ち多゛さんの常連さんは大抵、うちに来て『立石宇ち多゛のうめ割り風』焼酎ハイボールを飲んでいきますよ。
三代目に寄っていくよう言われるみたいで(笑)。ありがたいです。
売り上げの一部を葛飾区内のこども食堂に寄付している三代目に倣い、うちでもそうしています」(店主・守田良一さん)
焼酎ハイボールを通じた下町ならではの助け合いを垣間見ることができた。
焼酎ハイボールをリスペクトし、熱烈なファンを築いたタカラ「焼酎ハイボール」。その歩みはこれからも続く。
「『宝焼酎』には100年を超える歴史があります。
飲み継がれる美味しさ、人生に寄り添う味わいを目指してきたことは、今までもこれからも変わりません。
次の100年に向けて、さらに品質を磨き、安全・安心な製品を提供することで、みなさまの潤いある豊かな生活に寄与してまいります」(奈良さん)
(取材・文/百瀬康司)