《最初に(メンバーに)あったのは(僕が)12歳くらいだからね。24年前に“初めまして”ってしゃべってるわけだから。本当に年々感慨深いね》
2月28日放送の『何するカトゥーン?』に出演したKAT-TUN・亀梨和也。この日は36歳の誕生日バスツアー企画が行われ、中丸雄一と上田竜也からおもてなしを受けた亀梨はメンバーとの出会いを振り返った。
かつて中丸と番組撮影に臨んだ旧東京タワースタジオや、プライベートで上田と訪れた六本木のバー、ジャニー喜多川さんに御馳走してもらったレストランなど、亀梨の思い出の地を巡った一行。ジャニーさん話などで盛り上がる3人だったが、ついぞ“旧メンバー”に言及することはなく……。
ご存知の通り、KAT-TUNは6人組グループとして2006年にデビューを飾り、その人気ぶりから当時は“ポストSMAP”とも称されたほど。ところが赤西仁、田中聖、田口淳之介が次々と脱退して存続が危ぶまれる事態に。
それでもグループ継続を選択した3人。彼らを応援するファンの支えもあって、番組では亀梨の誕生日、そして2021年に迎えたデビュー15周年も合わせて祝うことができたのだ。しかし、彼らのお祝いムードを盛り下げるように、連日にわたって「KAT-TUN」が大きく報じられたのが田中の逮捕劇だった。
2月24日、1月末に名古屋市内のホテルで覚醒剤を所持していたとして、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された田中。取り調べに「わからない」などと供述しているようだが、尿検査で陽性反応が出たことで“使用罪”での再逮捕もありそうだ。
亀梨が脱退メンバーにメッセージ
「亀梨くんら残存メンバーには“とばっちり”もいいところ」とはスポーツ紙記者。
「グループ脱退から9年経つにもかかわらず、田中の動向を報じるたびに“KAT-TUN元メンバー”の表記が踊るわけで、せっかくの周年イヤーに水を差されますね。
2017年にも大麻所持で逮捕されて世間を騒がせた田中、さらには2019年に大麻取締法違反容疑で逮捕、起訴された田口淳之介。ファンを裏切った2人は特に、メンバーは名前すら口にしたくない思いでしょう」
デビュー15周年を迎えた昨年、NHK紅白歌合戦への初出場を果たしたKAT-TUN。本番前の囲み取材に応えた3人だったが、大舞台を前にしてファンや関係者への感謝の気持ちとともに異例のメッセージを発したのが亀梨だった。
《(KAT-TUNを)抜けたメンバーにも、今こうして紅白のステージに立ったということで、何か感じてもらえるようなステージにしたい》
田中には亀梨のメッセージが届かなかったのか、それともKAT-TUNと現在の自分が立っている場所を悲観して薬物に手を出してしまったのか。