9人が語る映画の見どころ
向井:クズでニート、ダメダメな6人のストーリーで、ズボンを下ろしたりしました。人がめっちゃ通る商店街の中でジーパンをふっと落としまして、たぶん、何人かには僕のお尻を見られました。
岩本:ピリオド(宮舘)とのシーンが多かったんですけど、アクションシーンがすごすぎて、僕たちだけ違う映画撮っているのかなという気持ちになりました。台本の“もみ合うふたり”に5~6時間かかって。ほかにも、ボクシングをしたり、橋からぶら下がったり。「僕がやってるってわかります?」と確認しながらやったぐらいのシーンがあります(笑)。
目黒:実際のホストクラブでホストになりきるシーンがあるんですけど、目の前に本物の高いお酒が何個も置いてあって、(倒したら大変と)ヒヤヒヤしながらやりました。
深澤:前川(泰之)さん演じるイヤミに失礼なことをしてしまっているシーンがあって、そこに注目していただきたいです。
佐久間:撮影した場所が文化遺産で、監督が「ここで暴れてほしい」とおっしゃったのですが、撮影が終わったときに「ほかの監督が見たら怒るかもしれない」とヒヤヒヤされたようで(笑)。思いっきりバットを振り回しました!
ラウール:取っ組み合いのシーンが多かったんです。(父親役の)光石研さんが新聞紙を丸めたものを渡してきて「これで俺の頭を何度も叩け」と。震えながら何度も叩きました。めちゃくちゃ緊張しましたね。せめて、映画で使われていてほしいです。
渡辺:深澤が演じた一松を早く見たい気持ちがあります。一松って、猫背でジト目なんですけど、深澤自身も猫背で目が細くて。再現度が気になっています。
阿部:6つ子が全員でケンカをするシーンがあるんですが、漫画とかだと煙の中でポカスカやっている描写をするじゃないですか、それを実写で再現しているのがすごいなと思いました。僕も参加したかった。
宮舘:1日がかりでアクションシーンを一から勉強させていただいて。僕自身、映像でアクションをあまりやったことがなくて。どうやったら美しく見えるんだろうとか気をつけながら、(岩本)照とたくさん練習をしました。
松野家の6つ子
向井康二
長男・おそ松/松野家の長男だけど、心は小学生
岩本照
次男・カラ松/クールを気取ったイタいナルシスト
目黒蓮
三男・チョロ松/ツッコミ担当の常識人
深澤辰哉
四男・一松/無気力マイペースな皮肉屋
佐久間大介
五男・十四松/明るくハイテンションな天然おバカ
ラウール
六男・トド松/末っ子でコミュ力高めの甘え上手
物語終わらせ師
渡辺翔太
エンド/おそ松とチョロ松の物語を“終わらせ”にかかるが……
阿部亮平
クローズ/一松とトド松の物語を“終わらせ”にかかるが……
宮舘涼太
ピリオド/カラ松の物語を“終わらせ”にかかるが……