目次
Page 1
Page 2
ある時はモフモフのアフロ姿で名推理をはじき出し、ある時は無邪気な若武者となって鎌倉時代をかけめぐるーー。 実力派俳優として絶大な人気を誇りつつ、アーティストとしてもヒット曲を連発。またファッショニスタとしても名高く、3月発売予定のスタイルブックは予約数でランキング入りするほどの超人気ぶり。ここ数年、テレビやネットで見ない日はない“旬の男”菅田将暉。
そんな菅田は3兄弟の長男として育った。次男は映像作家でYouTuber、三男はモデル、俳優として歩み始めている。
それぞれ個性豊かで才能あふれるイケメン3兄弟。その母親で昨年書籍『3兄弟の足あと~才能の芽をはぐくんだ菅生家の子育て記』を上梓した菅生好身さんに「母親から見た長男“菅田将暉”」を聞いた!
上京した菅田、母との電話の内容は
「3兄弟は全員、自宅で出産しました。次男が生まれてすぐ、3歳半だった長男は自分の宝物のフィギュアをたくさん持ってきて赤ちゃんの横に並べたんです。目をキラキラさせて“いっしょにあそぼ”って。その時からず~っと“お兄ちゃん”。いまでも兄弟仲良しです」
なんという破壊力のエピソード! そんな長男、全力で抱きしめたくなる。
母・好身さんは現在、美容サロン経営の傍ら、子育てや家族に関する講演やセミナーを行っている。
東京と大阪に自宅を持ち、仕事のたびに行き来する日々だが、そもそも東京に通いはじめたきっかけは、菅田の仮面ライダー出演だった。菅田は当時16歳。歴代最年少ライダーとして、ドラマ初出演にして初主演を飾ったのだ。
「長男が大阪の親元を離れ、東京でひとり暮らしを始めたのが16歳の春。下の子たちがまだ小さかったのでいっしょについていけなかった。気にはなっていたけど、電話口で彼はいつも“大丈夫だよ”って言ってくれて」